わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

この人(モノ)を見よ!!(紹介シリーズ)

私が気になる人物や活動。または好きなものをご紹介致します。

私が受けた内観研修所(気づきの研修所)

気づきの研修所 2022(入り口前) 私が内観研修を受けた研修所から、 快く掲載の許可を頂きましたので、 ご紹介致します。 私が内観を行った研修所は、 あの厳島神社のある宮島にあります。 研修所(気づきの研修所HPより拝借) 宮島研修所 – 気づきの研修所…

内観への旅⑧番外編(ウイルスの発見)

予定など知らん 吉本内観への旅①(人生の地下工事) - わたしからあなたへ 吉本内観への旅②(悪人への気づき) - わたしからあなたへ 吉本内観への旅③(私のくびき) - わたしからあなたへ 吉本内観への旅④(幻想) - わたしからあなたへ 吉本内観への旅⑤(…

内観への旅⑦最終回(内観について)

終わりの空2023 内観の期間はもちろんスマホも触らない。 (私は記録を見るために触ったが) 通常の日常生活とはかけ離れた時間を過ごす。 私をがんじがらめにした、 狂ったプログラム解除の期間としては、 必要な日数だったように思う。 私はこの内観作業に…

内観への旅⑥(悪の暴露)

浄める 2023 「悪」という事にようやく触れられる。 内観研修を受けてから、 フト「悪」という事を考えている事が多い。 そして、世界は、 こんなにも堂々と悪意が広まっている。 悪については、 私のテーマにさえなっている。 それは私自身が内観研修を受け…

内観への旅⑤(記憶の海底)

宮島からの眺め2023 記憶を想起する作業は本当に困難を極めた。 30代になるまでは、 私は過去の思い出というものを非常に大切にしていて、 思い出す事は得意だった。 しかし、過去、未来に生きる事の限界を感じた私は禅に出会い、 過去も、未来も切り離し…

内観への旅④(幻想)

スタジオジブリ制作 宮崎駿監督「君たちはどう生きるか」 当時の私は考える事や記憶の想起などに対して、 機能がうまく働かないという自覚があった。 そして何より、考える事や思い出すという事から、 ひたすら逃げてきた数年間であった。 しかし、内観はそ…

内観への旅③(私のくびき)

厳島2023 内観は、過酷である。 1日16時間も自分を見つめる事は、 常軌を逸しており、 非常な苦しみである。 こんな事はやれない!と思うのが正常だ。 人によっては気が狂うだろう。 特に問題なく人生を生きている方には、 こんな事をわざわざやる必要は…

内観への旅②(悪人への気づき)

吉本伊信(内観療法の創始者) 私がおこなった内観は基本項は全く同じですが、 実施する場所や時間は一般的な環境と少々異なりました。 まずは、一般的な内観の流れをご紹介します。 集中内観の流れ ①場所静かな部屋の隅を屏風で囲んだ所に座ります。静かな…

内観への旅①(人生の地下工事)

吉本伊信(内観療法の創始者) 内観療法の存在を知ったのはいつの頃だろうか? おそらく、20代後半だろうか? 図書館で体験談を読んで、 「ああ、いつか俺もやってみたいなあ」 と思ったのを覚えている。 しかし、この療法を受けるには、 最低1週間の期間…

不思議事件簿③消えた豚汁事件②(考察)

信仰心は奪えない 不思議事件簿③消えた豚汁事件(犯人は誰?) - わたしからあなたへ ないの、、 わたしのお昼。 (ラインの文章を引用) トリニティ 「ありえないっ!!」 長女 「結構ホラー お父さん絶対1回家に来たと思う。」 トリニティ 「ずーっと事務…

不思議事件簿③消えた豚汁事件①

魔鏡 sintamsc.hatenablog.com さて、これは前回の記事に関連している内容だ。 そもそも、不思議シリーズを書こうと思ったのは、 この事件が起きたので記録をしておこうと思ったからだ。 もうだいぶ忘れてしまっているので、 当時の記録メモを見ながら残して…

不思議事件簿②家の中で歩く者

車窓から見える不思議な6月27日の夕暮れ 不思議シリーズを書くと言って、 すぐ面倒になって止まってしまうこの心よ。 ここ数日も不思議な事が起こっていたようで、 ああ、書かなきゃなあと思い出しました。 どんな事あったっけ? と思い出そうとしたら、かな…

求めながら失いながら(坂村真民)

無常の日々(変わり続ける日々) ここ最近、自分について触れた記事を多く書いた。 客観的に見ても、 何だかいろいろある人生なんだと思った。 生きる事に、毎日必死だなと思う。 もっと余裕で生きてみたいな。 楽しく、幸せだなあと思う瞬間はあるが、 多く…

盤珪 永琢(ばんけいようたく)

盤珪和尚 私が最近、大騒ぎしておりました、 盤珪永琢 - Wikipedia 盤珪 永琢(ばんけい ようたく/えいたく、元和8年3月8日(1622年4月18日) - 元禄6年9月3日(1693年10月2日)[1])は、江戸時代前期の臨済宗の僧。不生禅を唱え、やさしい言葉で大名から庶…

生存者(サバイバー)

わたしのいのちを支える手 2016年になっちゃんとお別れをした数ヶ月間、 生きる事に喘いでいました。 生きる事に罪の意識を持ち、 生き残り続けている自分に毎夜、 鞭打つ日々が続きました。 そんな時、歌手であるCoccoさんの、 アダンバレエというアルバム…

てだのふあ(太陽の子)②

ひとを愛するという事は、知らない人生を知るという事だ。 太陽の子 - Wikipedia 灰谷健次郎 著 ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。やさしい常連さ…

てだのふあ(太陽の子)

太陽の子 - Wikipedia 灰谷健次郎 著 ふうちゃんは、神戸生まれの女の子。おとうさんとおかあさんは沖縄出身で、神戸の下町で琉球料理の店「てだのふあ・おきなわ亭」を営んでいる。やさしい常連さんたちに囲まれて明るく育ったふうちゃんだが、六年生になっ…

苦しみを引き受けた者だけが

酒井しょうこと辿る聖母マリアに出会う旅 フランス 3人の聖女を訪ねて 聖母マリア様の事が気になって、以前読んでいた www.akishobo.com という本を読み直しました。 この本は写真がとても美しい事と、 3人の聖女の生涯が簡潔に描かれてとても気に入ってい…

74歳おめでとう

アフガニスタン バーミヤン渓谷 石仏 ブログでも登場した父は74歳になりました。 父について① - わたしからあなたへ 写真は父がアフガニスタンを旅した時の、 今は無き、バーミヤン渓谷の石仏です。 シルクロードに位置するバーミヤン渓谷を6世紀から見守り…

父について⑦最終回

「私からの贈り物」 ネパールにて 標高4500m シェルパ ポーターと父 ハイキングのつもりだったが、10日間かけて4500mの山を登頂してしまった父。薄着のシェルパ達に服を貸したり、吹雪によって、仲間とはぐれてしまったりした。毎日30km歩き、足の裏は靴が合…

父について⑥

「父の伝説」 トルコにて 現地の人と父 父はタフだ。 いや超人だ。 今回も長くなるが、 父の残したいくつかの伝説を紹介する。 前回の記事でも書いたが、 毎朝、登山を含む6kmの行程は、 20代でもかなりシンドイ事だ。 登山経験者なら分かると思うが、 山…

父について⑤(番外編)

「ご先祖様から白羽の矢」 昔から「釣り新聞」に時々載っちゃう父 父の話から少々逸脱するが、 私の家系について記そうと思う。 そして、 今まで伏せていた事も時期が来たという事で、 この機会に書いてゆくので、少し長くなる。 私の実家のお墓にある墓誌を…

父について④

「父の思い出」 アフガニスタンにて 父の背中 私は基本的に人に相談はしない。 自分の選択は自分で決定してきたし、 というよりも、正直に書くと 自分の中に選択肢というものが、 「それ以外ない」 といった感じだったから。 振り返って、 あの時、ああした…

父について③

「父という人」 アフガニスタンにて 私の面影を残す父 私は、男性性も強いとは思うが、 女性性も実感する事がある。 しかし、 父は完全に男性性の存在で、 雄であり、父性だ。 だから、幼い頃の私は、 父に甘える、わがままを言う事は、 すでに最初から求め…

父について②

「身口意の人」 ネパールにて 山岳地帯をトレッキングする父 父とは私は、 積極的にコミュニケーションを とるタイプではお互いなかったが、 人生の節目の際には、 父はいつも私の背中を支えてくれていた様に思う。 父については、 以前私が インド編①「父の…

父について①

「私に出来る唯一の事」 父 父は1949年生まれ。 今年で74歳になる。 父を簡潔に表現するならば、 タフで強い男であり、 よく働き、 よく遊び(釣りがライフワーク) 人生を謳歌し、 そして、 一本気で優しい人間だ。 その優しさは、厳しさを伴うもので、 …

曲がって立つ樹の方が根っこはしっかりしている②(往復書簡)

2022年12月21日 中日新聞 真太郎くんへ ブログありがとうございました。 まず感じたのは 真太郎くんと巡り合えて良かったと思ったよ。 貴兄の語彙、文章に接し 地に着いた志のない場所に 居るべき人材ではないと再認識。 直感で通じ感じる者とは、やはり時間…

曲がって立つ樹の方が根っこはしっかりしている①(往復書簡)

「ネコと車椅子」 絶賛販売中 千幸さんへ 「千幸さん」という名前がまず印象的でした。 男性では珍しいと感じ、 とても素敵だなって思ったのを今でも覚えています。 千幸さんと出会ったのは10年以上前の事なのか・・ いやー俺もいろいろありましたわ。 千…

かみな月(出口日出麿)

「大榎」byS 淋しいでしょう 辛いでしょう しかし辛抱して下さい もう少しです 明けぬ闇はなく 尽きぬ冬はありません 歯を食いしばってでも 土にかじりついてでも どうなりこうなり この峠を越えて下さい 「ああダメだ」などとは 決して言わぬことです 東…

大道無門

「大道無門」by向令考師匠書 大道無門、千差路有り (だいどうむもん、せんさみちあり) 「無門関」序 大道、(真理、実在、心源)に 門はありません。 そこに至る道は、いつでも、どこにでも、 いくらでもあります。 「当処即ち蓮華国」ですから、 どんな…