わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

私の好きな詩と私の詩

悲嘆

「かなしみをなげく」 「また会おう」byS 悲嘆という言葉を知っていますか? 悲しみ、嘆くという意味です。 何という悲しい言葉でしょう。 その言葉の意味する事は、 ただただ悲しみ以外、 何も見つからないのです。 私が悲嘆の中でその言葉に出会った時…

生きゆくものたちへ 死にゆくものたちへ

『死にゆくものたちへ』 長い旅が終わりました。 よく頑張りましたね。 本当にお役目お疲れ様でした。 大変なお仕事だったとお察しします。 理解もされず、 どんなに孤独だったでしょうか。 今、ようやく解放されましたね。 その制限のある体。 傷ついてしま…

言葉達よ

「わたしにちからを」 「その一つ一つが」byS 地球のレッスン 北山耕平 著 アーチー・ファイアー・レイム・ディアーの言葉 『いかに泣くかを学ぶ』 われわれはいかに泣くかを 学びなおさねばならない。 強い男は泣く。 ぐっと涙をこらえるなどというのは …

愚か者でもわかるように

「かみさまおしえてください」 「証」byS かみさま かみさま 本当にいらっしゃいますのでしょうか? 何か計画がおありでしょうか? 私が生きる意味は何でしょうか? 全ての命は何故、 滅びる定めを持ちながら、 うまれてくるのでしょうか? 教えてくださ…

想像よりずっと

『真実に触れて』 「6月の花」byGAHAG 朝の通勤途中。 クチナシの白い花が咲いているのを見つけた。 「ああ、クチナシの花の香りを嗅ぎたい」 と私は思った。 そんな想いを片隅に抱えながら、 日々の慌ただしさに呑み込まれたまま、 私はクチナシの白…

トリニティのひとりごと(4)

『広き人よ』 『大和神社 参道 by s』 まだ気付かぬ 広き人よ その広きこころ、 厚きこころが、 ようやく、脈打ち始めたこと 広き人のまなこは みつめてる もの言わず、 だまって、みつめ居る まなこが先に みつけた、その脈動を 広き人のこころは いつ、み…

地球の子供のけんかだよ

「宣戦布告」 おまえだよ。 地球を守ろうなどと、 言ってるお前のことだよ。 地球のために!などと、 言ってるお前の事だよ。 笑わせる! お前は今までもこれからも、 地球に守られてるんだよ。 地球のために! ではなく、 お前のためだろう? 私もお前も、 …

そんな事より、ずっと

「取るに足りない事ばかり」 「ここにあるのに」byM スプーンを曲げる事が出来るんだって? ああ、そうなんだ。 そんな事より、 君の駆け足の方がずっとすごいぞ。 明日を予言する事が出来るんだって? ああ、そうなんだ。 そんな事より、 君の「おやすみ…

空よ、木々よ

「深い信頼をあなたへ」 「親愛なる空」byS 今日の美しい空を見ましたか? 雲は果てのない空の中で、 大きな線を描き、 幾層にも重なっていました。 そして太陽はまるで、 クリスタルの様な透明な光を放ち、 この世界を照らしていました。 新緑の緑は私に…

トリニティのひとりごと(3)

「想像力」 「GT-AIRⅡ」by SHOEI ホントに、すごいな、と思う事。 学校でのクラブ選択。 そこには、いくらかの妥協?も、もしかしたらアルかもしれない。 でもでも、 基本はまんべんなく、いろんなクラブに子供たちは所属して行く。 まずは、ザ…

トリニティのひとりごと(2)

「君に紡ぎし言の葉の出ずる」 「えにし」byT とく来たれ、 その時よ ゆるりと来(こ) その時よ ふたつのこころは いつも世界に在し 世界のゆくえを 分けてゆく あけた世界を見ゆくもの うちがわの 世界にあり続けるもの いのちは等しく 選びゆける のぞ…

トリニティのひとりごと⑴

『変幻自在』 「朝日と雪と海と空」by SIGE ひとは、そもそも、 その1つのいのちの中に、 たくさんの質を湛(たた)えているよ。 やさしい、質 こわい、質 やわらかい、質 かたい、質 気前の良い、質 ケチな、質 ひらいた、質 とじた、質 ‥‥ 読み上げた…

あらしがくるよ

『あなたへ』 『帰路』by m 『おとうさん、嵐が来るよ。 みんなにおしえてくるよ』 急に風が強くなってきたの。 葉っぱは、 気持ちよく揺れてたけど、 そのうち、 葉っぱが飛ばされそうなほど、 風が強くなったの。 白い雲が、 鼠色の雲に変わって、 むくむ…

自分の座標を知るために(2)

「あなたからわたしへ」 「信念」byS 私は私の事が分かりません。 自分らしくという言葉。 その自分というモノが、 私には本当に分からないのです。 自分を観察する程に、 自分が分からなくなります。 私にはあらゆる感情が 生み出される事を知っています…

自分の座標を知るために(1)

「君に紡ぎし言の葉の出ずる」 「信念」byS おのれの瞳を おのれの瞳で見ることは 出来ぬ、かなわぬ おのれの姿 おのれの望みを湛えたその瞳を 直接見るには 他者の瞳に、おのれを映すこと 他者の瞳を通じ その他者の内側から おのれの瞳を 見るしか それ…

睦世の始まり

「君に紡ぎし言の葉の出ずる」 「新世界の祝福」by S あなたのこころの美しさ 貴さ、正直さと、 小さな罪を自らのうちに認め、 ため息をつく清らかさよ。 あなたを信じる清い人、 親切な人によって 以後、あなたは 守りゆかれる事を伝えよう。 2つの道の…

あの人の優しさ

「あなたへ」 「蓮」by 多分、S あの人が優しい理由を知ってるかい? あなたの悲しみを、 あなたの喜びを、 あなたの痛みを、 あなたの夢を、 受け入れ、 励ましてくれるあの人の事だよ。 時に必要な言葉をかけてくれる、 優しいあの人の事だよ。 なんで…

すくえない

「あなたへ」 「明星天子」byS そんな場所を探しに行かないでいいよ。 いずれ、やって来るから。 「よく頑張ったね」 と祝福と一緒に。 その硬いままでいいから、 もう少し待てないかな。 ピカピカなものに、 こんなにも囲まれているのに、 心はトンネル…

生きてていいさ

「あなたへ」 「太陽」byS 「生きてていいの?」 そんな問いを抱えているんだね。 いいんだよ。 生きていて。 どうか生きていて。 優しいあなた。 空も 木々も 春の風も 優しいあなたを、 深く愛していると俺は思う。 木々が風に揺れるのは、 あなたに気…

音のちから

「あなたへ」 「あおいろ」byS 音楽を聴いていると。 その音色に、 心が反応して、 言葉が出てきます。 優しい音色は、 優しい言葉が。 力強い音色は、 力強い言葉が。 音色に触れて、 思ってもいなかった、 想いが呼びおこされます。 子供達に音楽を聞か…

もうしばらくあそぼうな

『あなたへ』 「また会えてうれしいよ」byS 眠る前。 お気に入りの人形を持って。 『ねー はやく、ねようよ、おとうさん』 えー、俺はやる事沢山あるんだよ。 俺が寝るまで、 必死で起きているのやめてくれないか。 眠りにつくまで、俺の身体をつねる、 …

見えない手を伸ばして

「あなたへ」 「守ってくれてありがとう」ByS 背伸びするように歩いて、 ホラ、転びそうだぞ。 空ばっかり 見てるからだ。 何にも知らない顔をして、 本当は俺は見てるんだ。 何度も見えない手を伸ばして、 背中を支えてやる。 知らん顔して、 俺は本当は…

風が空間を満たす時

「あなたへ」 「夢」 by S 8月も半ばを過ぎました。 朝、夕はすっかり秋の風が吹いていますね。 季節が変わる前、 まずはその先にある季節の風が、 気づかれないように、そっと吹くような気がします。 静かに、やがて、確かなものに。 その先の季節の風が…

もう泣くな

「あなたへ」 「山下公園」 by S あなたが、 まだ本当に小さい頃。 心は柔らかく、 世界を厚く信頼していた頃。 なんにも、 知りもしない大人が、 心無い言葉であなたの心を、 深く傷つけた。 ちいさなあなたは、 泣きながら帰り道を、 一人帰った。 あん…

白い雲

「あなたへ」 「夏の雲」 by S セミが鳴いています。 空は青く。 雲は真っ白で、もくもくと大きい。 太陽の日差しは強く 肌は汗ばんでいます。 木々は濃い緑で、 虫も地中から出て、 命を燃やす。 命が漲る、 私が一番好きな季節です。 きっと、 幼い頃の…

一瞬の風

「夕暮れ」 by S ちょっとした隙間に、 一瞬の風が吹いた時、 築いてきた形は、 あっという間に崩れていく。 あんなにも力強く存在していた形は、 どこに在ったというのだ? 崩れ去った空間には、 また新しい何かが築かれる事は、 間違いない。 それは虚無…

交換

「たいこばし」 by S 人は引力の様に、人と惹かれあう。 突然目の前に現れて、 私達は出会う訳ではありません。 わたしの人生という河。 あなたとという人生の河。 その2つの河が何かのご縁で、 交差する。 その出会いの中で、 私達は、 何かを交換し合っ…

まようこころ

「空と街と鳥の雲」 by S 神様。 私は正しい選択を出来ていますか? 間違ってはいませんか? 続けた方が良いですか? 諦めた方が良いですか? そこに行くべきですか? 行く必要などありませんか? 面倒くさいけど、 行った方がいい気もするし、 無理してい…

いま、この時。

「ハート」 by M 沢山の場所を旅すると、 その場所特有の時の流れを、 思い出す事が出来ます。 それは豊かな事だと思います。 旅というのは、経験という意味です。 以前働いていた職場。 小学生時代過ごした場所。 初めて一人暮らしをした時。 長期滞在し…

宇宙は自身を考えるために

『池田晶子さん』 「雲」 by S 私が哲学に興味を持ったのは、 池田晶子さんの存在があったからだ。 難解だと思われがちな哲学を、 シンプルな言葉を持って伝えている。 私は彼女から、 正しく考える大切さを教えてもらった。 この方の文章からは常に凄みを…