わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

インド編⑫『国境を越えろ!!』(番外編・天河までの背景①)

『山賊を恐れるな。』ようこそ!ネパールへ

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国境インドとネパールの国境沿いの橋を歩く 「旅の相棒 後ろ姿」byS 

 

 女神様が泣いていた・・・。

 

不思議な夢を見た。

 

とても印象に残る夢だった。

 

『目に見えない何か』に守られている実感は、この旅でますます強まっていた。

 

 女性の神様に守られているのかな?と思った。

 

しかし、私は特に深く考える事もなく、

ペンダントトップが見つかった事の方が、素直に嬉しかった。

 

宿に宿泊していた旅行者は、

もちろん日本人のユウマ君以外も多くいた。

 

その中でも、韓国人青年の「キム君」は、大学で日本語も勉強した事があり、

時折、私と話をする事があった。

 

キム君も一人旅をしており、

この後ネパールに行く予定らしい。

 

彼の最終目的地は『ダライ・ラマ』がいる、

 

インド北部『ダラムサラ』を目指すという事だった。

 

当時、私は仏教について無知であり、

 

この時初めて、『ダライ・ラマ』なるものの存在を知った。

 

彼にネパールに行くルートを確認すると、

カルカッタのお父さんが山賊が出るため絶対に行くなと言っていた、

長距離バスのルートであった。

 

何故かキム君の顔を見ていると、また理由なく

 

『彼と一緒に行った方がいい』

 

という思考が湧き出した。

 

 すでにダージリンから帰るチケットを予約しており、

ユウマ君と行動する事を約束している。

 

何よりカルカッタのお父さんとお母さんから、絶対に行くなと言われているし・・。

 

私はもちろん、その思考を無視する事に決めた。

 

しかし

『彼と行動したほうがいい』という思考の声が大きくなり、

 

最終的にはいつもの、意味不明な衝動に負けた。

 

私はユウマ君に、理由を話して「このルートで行きたい」と伝えて謝罪した。

 

ごめんな、ユウマ君。約束破ってしまった。

 

私は韓国人のキム君に

『俺もネパール行く予定をしてるんだ』と伝えると、

 

キム君は

『ぜひ一緒に行きましょう』

と言ってくれた。

 

ネパールで過ごす期間は彼が旅の相棒となった。

 

私達はダージリンに別れを告げた。

 

ジープで山を降り、

定員人数の3倍近くを乗せたバスに揺られ、

リキシャに乗り、

徒歩で歩き、

 

ついに

インドとネパールの国境沿いの橋に到着した。

 

島国生まれの私には、国境という概念が薄いが

 

国境に立ち

「ああ、そうか、ほとんどの国は土地が繋がっているんだ!!」

 

と初めて国境というものを体で実感した。

 

人が勝手に土地に線を引く行為、

まことに人間的な発想だなと思った。

 

しかし、日本人は国境の概念が薄いので、

他国との関係を、どこかで他人事に思えてしまうのだろう。

 

 私達はようやく、

ネパールのイミグレーションオフィス(入国管理室)に到着した。

 

デカい銃を持った、入国管理のおじさんは

 

私達の 手続きを終えるのを見届けると、

 

『ようこそ!!ネパールへ!!』

 

 と陽気に私達を歓迎してくれた。

 

私達は、ネパールのカトマンズを目指す長距離バスの停留所を探した。

 

現地の人に『バスはどこにある?」と聞くと、

ここでも皆一様に、

ゆびを指さす方向が違うので笑った。

 

無事にバスを見つける事が出来た頃、私達は汗だくになっていた。

 

出発まで時間があったので、シャワーを借りれる場所を探しだし、

シャワーを浴びて一息ついた。

 

さあ、

噂の山賊が出るルートをひた走る長距離バス。

 

まあ、俺はラッキーだから、なんとかなるだろうと思っていた。

 

ただ、心の中で、インドのおとうさんとおかあさんに

 

『俺は俺のやり方で行ってみるわ。心配してくれたのに本当にごめんね。

まあ何かあっても俺の責任だから悔いはないです。』

と心の中で真面目に謝った。

 

国境沿いでみる夕焼けは、

赤く大きな大きな太陽が辺りを真っ赤に染めて

その雄大さが圧倒的で美しかった。

 

私は乗車してから、何故か眠くて眠くて仕方なかった。

そして眠り続けた。

 

時折、目を覚まして窓から見える風景は

 

まるでアフリカのサバンナ様な風景だった。

 

時折、遠くで稲妻が光った。

 

中国にある絵画の様な風景を、まるで夢の様に眺めていた。

 

バスの移動時間は、結局16時間かかった。

 

山賊にも会わず無事、

バスは目的地に到着する事が出来たようだ。

 

 

                  つづく

 

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 『あなたへ』

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伏見稲荷

週末は、京都に行って来ました。

『癒し旅』と称している仲間3人で『伏見稲荷大社』と『広隆寺』を目指しました。

 

この癒し旅の2人は、物事を否定する事がほとんどなく、本当に平和な人間達なので一緒にいるだけで癒しスポットになります。

 

私は、ほぼ気を遣う事なく、眠りたい時は眠り、話したい時に話します。

好き勝手に振舞う事を許してもらってますので、私の気分は小学生ですね。

 

行き先の一つは、いつも私が突発的に決めます。今回は、ちょっと気になっていた伏見稲荷大社に向いました。

 

 伏見稲荷大社は、ものすごい人でした。外国人の人気ナンバー1スポットもあって、モノスゲー人でした。

 

稲荷大社のおみくじは、ちょっと普通と異なります。

 

大大吉⇒大吉⇒凶後大吉⇒凶後吉⇒末大吉⇒末吉⇒向大吉⇒吉⇒中吉⇒小吉⇒小凶後吉⇒後吉⇒吉凶未分末大吉⇒吉凶不分末吉⇒吉凶相半⇒吉凶相交末吉⇒吉凶相央

と何種類もあり、私は『末大吉』というものでした。

 

しかし、凶後大吉というのはいいですね?悪い事に見えて、良い事に繋がっているというのは面白いですね。

 

私の末大吉を適当に訳しますと、

『いろいろ苦労もあるけど負けるな。それが転じて福となるから頑張れよ』

という感じの意味合いだと思います。 

 

もう一つの『広隆寺』は、うって変わってとても静かで落ち着いた場所でした。

国宝第一号『弥勒菩薩』を見るのが目的です。

弥勒菩薩半跏思惟像 - Wikipedia 

右足を左膝に乗せ、右手をそっと頬に当てて思索にふける半跏思惟像で微かに微笑んでいます。

私たちを救う為に考えて下さるお姿は、なんとも、色っぽく美しいお姿でした。

 

さあ、今週からまた仕事です。

頑張りましょう。

良い1日を!!


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