わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

2人の人物③(番外編・天河までの背景④)

『向令孝和尚②』 ~師との出会い 

f:id:sintamsc:20210127201912j:image『半僧坊真殿 岩五郎の作 昇り龍下り龍』 byS

 

向和尚は、『禅』を普及させるべく、「いまここ道場」を定期的に開催し、

初心者でも参加のしやすい接心の機会を提供していた。

  ※接心:禅マスターのもとで坐禅を集中的に組む期間

 

私は『いまここ道場』の存在を知り、

2013年の暮れ頃に初めて参加する事となった。

  

私は今まで『生きるとはどういう事か?』という事をずっと一人で考えてきた。

 

いつだって『集団活動』というものは苦手であったし、

※しかし人に囲まれる事の多い人生でもある 。

 

精神的な事柄を『集団』と一緒に考えて過ごす事に、どうにも抵抗があった。

 

そんな苦手意識があったため講演会やワークショップなどに行く事は、ほとんどなかった。

 

行けば学びになるんだろうなと思っていても、どうにも腰が上がらなかった。

 

しかし

禅であれば、『ひたすら座禅を組む』のだから、

他者との関わり合いも少なくて済むだろうと思った。

 

2013年に1泊2日の方広寺(奥山半僧坊)で開催される「いまここ道場」

勇気を出して参加する事を決めた。

 

参加した率直な感想は

『ものすごく嬉しかった』だ。

 

まずは、やはり向和尚の存在だ。

 

初めて会った瞬間『惚れた』

と言っても大袈裟ではないと思う。  

 

その存在感に

その声に

その発散する空気に

その話す言葉に

その動きに

その強さに

その柔和さに

その自由さに

その大きさに

 

惚れ惚れした。

 

そして『接心』の時間は幸福で仕方なかった。

 

歩く、座る、法話を聞く、食事をする。

 

そのすべてが『今』に向き合う時間。

それは、なんて贅沢な時間だろうと思った。

 

また

向和尚の法話は、深い知識に裏打ちされているが、

 

誰もが分かりやすい言葉で語られる。

 

そして一番の魅力は、言葉を超えた

 

向和尚の存在(体全体)で語られる様なダイナミックさ。

 

 あらゆる社会的な役割を外し、過去も未来も憂う事なく、

 

『いまここ』だけに集中出来る事。

 

そんな「接心の時間」は、私にかつてない『至福』を感じさせた。

 

そして『真実』をひたむきに学ぼうとする参加者達。

 

私は味わった事のない喜びに満ちた時間となった。

 

味をしめた私は、

翌年の2014年の2月に2回目の参加を果たしていた。

 

しかも、幸運な事にその接心の最終日に、

 

弟子を希望する人は、向和尚と師弟関係を結べるという事だった。

 

師弟関係を結ぶと、参禅修行の指導も受ける事が出来る。

 

なんという幸運!!

 

『師』を求めていた私にとって、向和尚はこの上なかった。

私は迷わず手を挙げ、達磨大師の下で師弟関係を結んだ。

 

「弟子に準備ができたとき、師が現れる」

 

という言葉があるが、私はようやく準備が出来たのだろうか?

 

これは後日談。

私はてっきり、その後も継続的にお弟子さんの募集をされていると思い込んでいた。

 

しかしお弟子さんの希望者を募ったのは、

私が参加した2014年2月の接心時のみという事だった。

 

その事実を2017年の9月に知った時は、自分の見えない流れに深く感謝した。

 

こうして、私は幸運にも探し求めていた『師』

向和尚と出会う事が出来た。

 

そして、阿部敏郎さん。

 

向和尚のいまここ道場の接心に参加すると、

必ず参加者から『阿部敏郎さん』の話題が出た。

 

向和尚と阿部さんが20年来のコンビで『真実』を伝え続けていた事を知った。

 

私が阿部敏郎さんを本格的に知ったのは、

 

『天河神社』の言葉を聞いてからの2016年。

 

本当につい最近の事だ。

 

『天河神社』の情報を集めていた時、

 

『阿部敏郎さん』と『天河神社』が非常に縁がある事を知ったのだった。

                    

              つづく

 

『あなたへ』 

 

私は、向和尚に念願の弟子入りを果たしましたが、

 

2017年まで、特に弟子らしい活動は一切しておりません(笑)

 

まさに形だけ。

 

それでも何か幸せでした・・・。

 

心の支えになってるというか。

 

2014年2月の接心に参加した時、『こっさん(向和尚)』と雑談をしていた時、

『こんなとこに来んでも、家族や子供と過ごす事の方がよっぽど大切な修行だ。』

と仰っていました(笑)

 

それを聞いた俺も『たしかに!!日々の生活こそ修行だ!』なんて思ったりして。

 

3年近く『接心』も参加せず、日々の修行に励んでおりました。

 

しかし、あまりに弟子として何にもしていないので、

 

2017年の接心に行くときは、さすがに行くのは気まずかった・・・。

 

そんな事で何か言う人でないのは分かっていましたが。

 

そんな適当な私ですが、よろしくお願いします。

 

今日もあなたにとって、素晴らしい1日になりますように!!

 

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