わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

おわりのはじまり⑯(天河までの流れ⑧)

『ひらく』https://www.instagram.com/p/BgfW1S8hBai/「世界の始まり」by M

 

 

わんちさん

『おう。そろそろ時間だな、行くとするか。』

 

『おし!行きましょうか!』

 

そう言って、

 

私達は最後の神事のサポートに向かった。

 

さあ19日の禊殿の神事。

 

 この神事で最後だ。

 

そしてこの神事が一番のメインになるのだ。

 

 私が禊殿に向かうため歩いていると、

 

ちょうど柿坂宮司がお一人で、

 

禊殿の境内に向かわれていた。

 

足元は雨のため悪く、

 

境内の入り口には参列者達が

 

多く集まっていたので、

 

境内は非常に入りにくい状況だった。

 

私は反射的に柿坂宮司の前に立ち、

 

『柿坂宮司様が通りますので、

   道をおあけ下さーい!』

 

参列者達に道をあけてもらい、

 

柿坂宮司を禊殿に先導するという

お役についていた。

 

柿坂宮司、阿部さんなどの関係者を

境内に入った事を確認してから、

 

外で待っていた参列者を境内に誘導した。

 

私は

『沢山の人が入れるよう奥まで

   進んで下さーい』

 

と声をかけるが、

 

皆さんは

一番正面で神事を見たいため、

 

なかなか奥まで進まない状況が発生した。

 

そうこうする内に 

 

柿坂宮司の挨拶が始まってしまったので、

 

誘導もここまでとなった。

 

私は誘導していたため気づくと

 

意図せず、

神殿のど真ん中で神事を見つめる事になった。

 

柿坂宮司

『ただいまから、高倉山。

 

 このお山を高倉山と申します。

 

 おおくは神奈備(かんなび)と申します。

 

 神奈備とは大きい岩とか大木とかまた

    河とか海とか。

 

 日本の富士山の様に、

 

 山全体が神様のおくだりさなる心としての、

 

 まことこもる・・念を頂いたのが、

 

 日本の文化の発祥とされてございます。

 

 その如くにこの高倉山は

 

 ふつぬしのおおみかみ 

 

 そして

 

 うがのみたまのおおみかみ

 

 そして

 

 この地球という美しい惑星ですが

 

 この惑星を守って頂くのは

 

 くにのとこたちのおおみかみ

 

 この三神がここにお祀りされて

    ございました。』

 

『日本国の縄文1万2千年前から 

   

   そして弥生期をすぎて

 

 その頃に神武天皇様がご誕生されました。

 

 ちょうど今から2670年の昔でございます。

 

 その所に神武天皇様は天河社、

 

 琵琶山と申しますが、

 

 そこに額づいてひのもと。

 

 「ひ」という事は「魂」という事・・。

 

 その魂のもとであるという事を

     

     感得されました。』

 

『そしてこの上はですね、

   

    明治の時に開催されましたが大神宮。

 

 お伊勢さんの元。

 

 元伊勢(伊勢にお移しするまで、

     神々をお祀りしていた場所

 

 これはこれから7年の後くらいには

     完成されると思います。

 

 その様に、ここはみそぎをする場所。

 

 身を清めていく場所。

    空の境地に入るという所』

 

柿坂宮司の話の間に天は、

 

雨を静かに降らせたり、

 

強い光を差し込ませたり、

 

様々な表情を見せた。

 

阿部さんも、

 

その不思議な空模様に気づき、

 

思わず天を見上げていた。

 

柿坂宮司

『何よりも尊い事は阿部敏郎様の真心と共に

 

 またそこに融和をして頂く皆様方の、

 

 たただひたすらにここに誘って頂く

     まことの心、

 

 ほかなんであろうと、

 

 私たち自身が皆様とお会いする事によって、

 

 また私自身が天河の大地にですね、

 

 ゆゆしく感謝と共に、これを粗相のないよう

     

    にお迎えするという事が

 

 われわれ神主の本当の働き。

 

 祈るという事は社殿の前で

 

    祈るだけが祈りではなく、

 

 朝の掃除が、

    その1日の始まりから全てが神ごと

     と申しまして。

 

 その様な境地でですね。

 

 非常にその大地を愛し、

    またこの葉が秋には散っていく。

 

 その葉っぱ一枚一枚の命をですね、

 

 尊びつつ掃除をさせて頂きます。

 

 その境地に至ってしまうですね・・・。』

 

『皆様方の今日のむすびのり

 

 また、

 

 まことの言の葉を阿部先生ご一行様の

 

    気をいっぱいお受け頂き、

 

 そしてますます個人では健康に豊かで、

 

 今日より明日よりも明後日と

     日々の栄を祈って、

 

 そして世の中が平穏でありますように

    心からお祈りを申し上げ、

 

 ただいまから・・なかとりを申し上げます。

 

 ようこそおいで頂きました。

     ありがとうございました』

 

そして、柿坂宮司は小さな鐘を鳴らした。

 

チリン リン リン リン。

 

その音は周囲の山や人に響き渡った。

 

まるで神様に始まりを伝えている様だ。

 

その鐘の音は、

 

私の耳・胸・記憶まで震わせた気がした。

 

祝詞が奏上され、

 

お祓いが行われた。

 

そして、宮司様が

 

『奥殿の開扉』

 

と言った。

 

禰宜様は神殿の奥に消えて行った。

 

手を叩く音。

 

禰宜様の

『ウオー』

 

という声が神殿の奥から響き渡った。

 

その声に合わせる様に、

 

宮司が笛を吹いた。

 

風がとても強く吹いた。

 

時が止まったような時間だった。

 

そして

 

扉はひらかれた。

 

この奥扉が開くという事は、

 

禊殿の29年間の間で2回だけ。

 

つまり異例の事だったらしい。

 

私達は高倉山といご神体と直接繋がった。

 

天河大辨財天社 禊殿御神事 後編 | ようこそ!発酵Cafeへ

 

今回、宮司様の意で禊殿の奥扉が開きました。

神事ではいつもしていることだと思っていたのですが、

とても珍しいことだったようです。

 禊殿は、前扉、中扉、奥扉と3枚の扉があり、

前、中扉までは開けられることはあったのですが、

奥扉は29年の間で2回のように思います。

最初は29年前の御造営の時に、

一時的に本殿よりご神体が移された時。

 そもそも禊殿は高倉山の側面に滝があり、

神事や行をする前に禊ぐ場所で「鎮魂殿」とも呼ばれてきました。

禊ぐ場なので特に神事をするとか、

そういうことはなかったように思われます。 

2011年9月の水害で天河が浸水し、

濡れた古文書を日干しした時に、

高倉山に国常立尊が鎮座していることがわかり、

復興が落ち着いた2012年11月10日に、

改めて御霊鎮めの儀「禊殿 高倉山 御鎮座奉祝会」が行われました。

その時に2度目が開けられました。

 奥扉というのは社殿の背面にあり、

高台になっているので人がまたげない、

人の通る道ではないという意味で、

神の通る扉と教えていただきました。
それゆえに、奥扉が開いたというのは象徴的なことで

天河関係者の方たちは、そこに注目されていました。

全ての扉が開けられ、

後ろから照らされる光はとても美しく、

その光で神鏡があったことに気がつきました。

 

阿部敏郎さんによる最後の奉納演奏、

 

大祓詞『リーラ』の演奏が始まる。

 

阿部さんは、

 

耳を澄ますように下を向き、

 

顔を正面に向いた時、

 

フッと息を吐き出した。

 

まるで、水の中を潜るように

 

音の世界に私達を連れていった。

 

それは、歓喜の神事に誘うため。

 

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おわりのはじまり⑰(天河までの流れ⑧) - わたしからあなたへ

 

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おわりのはじまり⑮(天河までの流れ⑧) - わたしからあなたへ

 

 『あなたへ』

 

私は自分の事を弱い人間だと思っています。

 

強く在りたいと思いますが。

 

ずっと弱いまんまです。

 

最近思うのは、

人と人をまことに結びつけるのは、

 

弱さかもしれないという事です。

 

弱さを嘆く訳ではなく

 

弱さをぶつけるのでもなく、

 

弱さゆえに人に依存するのではなく、

 

ただ弱いままに自分で立つという事です。

 

そのお互いが、

 

自分の弱さを認め、

 

自分の足で立ち上がった時、

 

人と人とのまことの関係は

 

結べるのかもしれません。

 

私は弱いままに立ちあがったから、

 

素晴らしい出会いを与えられたような気がします。

 

ですから、

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