わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

敗北の戦局(1)

「あなたへ」

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「みち」byAI

 

「王手」

 

敗北は確定した様な状況だ。

 

戦局で、

 

一番抑えないければならない場所を、

 

奪われてしまっている。

 

汗をかき、

 

不平も言わず、

 

ただただ尽くしてきた、

 

真っ当にやってきた人々の空は、

 

真っ黒になって、

 

冷たい雨が降り始めている。

 

 

打算に満ち、

 

あらゆる事を吹聴し、

 

心を追いつめていく人の空は、

 

雲一つない快晴だ。

 

おいおい、どうなってる?

 

いつまで、こんな茶番が続くんだ。

 

俺に力がないのが悔やまれる。

 

強くないと守れやしない。

 

フーフー鼻息荒く

 

すぐ玉砕に走る心を落ち着かせろ。

 

それは俺が弱いからだ。

 

耐え忍ぶ事の出来ない弱さ。

 

俺は弱いな、相変わらず。

 

ホラ、隣を見てみろ

 

俺の戦友は、

 

雨に降られても、歩き方を変えやしない。

 

天網恢恢疎にして漏らさずだろ?

 

天は何を見ているか?

 

空を見上げても何も変わりはしない。

 

さて、ここで一呼吸。

 

当たり前に考えれば、敗北は決定的に見える。

 

その今の味わいは、

 

なんとも屈辱に満ちた味。

 

悔しくて悔しい気持ち。

 

神様なんかいやしねーという気持ち。

 

生きていくために、

 

大事な何かを自分で握りつぶす気持ち。

 

心が痛い。

 

恐れが溢れる思考。

 

悲しい気持ち。

 

明日が怖いという思い。

 

弱い己をとくと味わうしか出来ぬ。

 

それでも、

 

与えられた仲間はいる。

 

落ち着いて。

 

牙を見せないように、

 

自分の誇りを胸にねじ込んで、

 

愛想笑いをしてやろう。

 

が、まだ白旗はあげない。

 

充分大事にされてきたろ?

 

少しくらいは味わいたまえへ。

 

忍耐力のない弱い己よ。

 

全ては変化する。

 

それは、真実だ。

 

この変わり難い状況も。

 

変化していくに違いない。

 

そして、

 

その変化を俺が与えていく勇気を。

 

それこそ、

 

決定的な敗北の一歩かもしれない。

 

でも、まあ、やってみるだけだ。

 

強く見えるかもしれないが、

 

俺は弱い。

 

恥ずかしいくらい弱いまま。

 

そんな事より、神様。

 

俺もその場に立てている。

 

いつか願った、その場に。

 

歯を食いしばって、

 

困難を乗り越える男になりたかったろう?

 

それが、どうやら今らしいぞ。

 

なんて、

 

いやな気持ちだ!!