わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

この香りが好きだ

「あなたへ」

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「師匠の香盤とお香」byS

 

どうしようもなく、

 

好きな香りがある!

 

好き過ぎて、

 

もう危ない奴の様に、

 

クンクンと嗅いでしまう。

 

それは、お香です。

 

お香なら何でもいい訳じゃないのです。

 

そのお香がいいのです。

 

毎日、師匠の香盤で焚いています。

 

坐禅をする時は、

 

そのお香が、

 

一つの時間の目安になります。

 

燃え尽きるまで、

 

大体30分くらいでしょうか。

 

しかし、坐禅をしようが、

 

しまいが、私は日々お香を焚いています。

 

その匂いを嗅ぐと、

 

とても心が落ち着くからです。

 

おかげさまで、私の部屋は、

 

圧倒的な、

おじいちゃんの匂いがします!!

 

旅をするリュックにも、

 

そのお香の匂いがついているので、

 

気付く人は、気付きます。

 

「なんか匂いする!!」

 

と。

 

さて、そのお香との出会いは、

 

10年前くらいでしょうか?

 

ある節目があったので、

 

数日ですが、ある地方を旅をしました。

 

その地方にはよく歴史の本にも、

 

載っている様な高名な寺院がありました。

 

どれ、

一つ行ってみるかいと

 

その寺院に足を伸ばしました。

 

そこの本堂に足を踏み入れた時に、

 

クンクン!

 

うおー!なんだこの匂いは!

 

たまらん!

 

なんか懐かしい上に、

 

めちゃくちゃいい香りだ!

 

うおー!すきだー!

 

と激しく興奮しました。

 

クンクン、

 

この香炉にある線香に間違いない!

 

この社会不適応の私もさすがに、

 

近くに居た僧に、恐る恐る、

 

「このお香は、買えませんか?」

 

と尋ねました。

 

買えますよ!との事!

 

おっしゃー!

 

と私は速攻で、

 

売ってる場所を確認しにいくと、

 

うーむ!

いいお値段!

 

と少し怯みました。

 

しかし、

 

負ける事なく1束購入しました。

 

 そのお香は、

この寺院でしか販売されてないという事でした。

 

気軽に行ける場所ではありません。

 

ですから、大切にお香を焚いていました。

 

その後、いろいろなお香を手に取りましたが、

 

私はそいつしか愛せませんでした。

 

そのお香が残り数本になる間際、

 

そいつと別れる事が出来ず、

 

とあるルートでそのお香を手に入れました。

 

 

しかーし、

 

ここ最近、朗報を耳にしました。

 

その寺院に直接連絡すれば、

 

なんと販売して頂ける事が分かりました。

 

うわーん!!

やったー!!

 

これで別れる事無く、

 

お前(お香)と、

 

これからも過ごす事が出来る!!

 

私は大変幸せな気持ちでした。

 

今も、ブログを書きながら、

 

そのお香を焚いています。

 

その匂いを言葉で説明しようと、

 

思いましたが、

 

無理!! でした。

 

とにかく、私にとっては、

 

心身が欲する様な匂いなのです。

 

その香りは、

 

私を確実に癒してくれます。

 

そして、心を落ち着かせてくれます。

 

匂いって本当に不思議ですよね。

 

ちなみに香盤の文字は、

 

「無」と書いてあります。

 

以前、香盤を掃除していた時、

 

水拭きで拭いたところ、

 

師匠の文字を綺麗に消してしまう、

 

事件が発生しました。

 

その旨を恥を忍んで、

 

師匠に伝えると、

 

嫌な顔もせず師匠は再び書いてくれました。

 

師匠も若かりし頃、

 

同じように墨で書かれたある師匠のモノを、

 

消してしまう事件を起こされた様でした(笑)

 

以上でございます。