わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

天河神社奥宮 弥山の旅(5)

「カルガモの子」しんちゃん編

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 「燃焼」bys

 

前回の物語↓

sintamsc.hatenablog.com

 

 

なんだ!?

 

トリニティの様子が明らかに変だ。

 

 

まるで、

 

駅伝でタスキを全力で渡した直後の、

 

選手並みの荒い呼吸ではないか?

 

 

私は慌てて駆け寄り、

 

冷静を装い声をかけた。

 

しんちゃん

『どうした?大丈夫か?

 

    体調がおかしいか?』

 

トリニティ

『ううん、大丈夫。』

 

 

大丈夫な訳あるかぁ!

 

ボケーェ!

 

どう考えても、尋常じゃないだろ。

 

 

まあ、俺と似て、

 

大丈夫だと聞かれると、大丈夫じゃなくても、

 

反射的に大丈夫!と答える性質だわな。

 

 

まだ歩いて15分。

 

あと最低3時間は、本格的な斜面を歩く事になるだろう。

 

うーむ。

 

残念だが、

 

登山は中止にするべきだろう

 

念願の弥山だが、

 

これはさすがに無理だ。

 

しかし、

 

トリニティは、気合いだけは俺並みにある奴だ。

 

自分のせいで登山が出来なくなる事など、

 

受けいれられないだろう。

 

たとえ、死んでも登ろうとするだろう。

 

 

うーん、まいったな。

 

 

トリニティを背負って歩けるだろうか?

 

3時間。

 

 

以前トリニティが、

 

あるイベントの取りまとめを担っている時。

 

人の水分補給の心配ばかりして、

 

自分が水分摂取せず、倒れてしまった事があった。

 

てーめーぇ!

 

人を救おうとするなら、

 

まず、

 

てーめーぇを救ってから、

 

事にあたれ!

 

ボケーェ!

 

人を助けるなら、

 

それが鉄則じゃあ!

 

と、あの時の怒りを思い出した。

 

 

はっ!(回想終わりの意)

 

あ!怒ってる場合じゃない。

 

 

その当時、

 

俺は意識朦朧しているトリニティを、

 

背負って車まで歩いた。

 

平地の数十メートル歩いただけで、

 

足プルプルしたもんな。

(これトリニティ読まれたら殺されるなぁ)

 

 

背負いながら3時間の山道。

 

うーむ、確実に、

 

俺も死んじまうなぁ。

 

 

トリニティ

『大丈夫だから。』

 

 

しんちゃん

『本当に行くのか?

 

   大丈夫か?』

 

 

トリニティ

『行ける。』

 

 

いーけーるわけぇ、

 

ねーだーろーぉ!

 

オメーが倒れたら、

 

俺が背負って歩くんだぞ!

 

と心の中にで叫びつつ私は歩き出した。

 

 

どうする?

 

どうやって諦めさせよう。

 

あのド根性女に、どうやって諦めさせようか。

 

私は悩みながら、歩をすすめた。

 

 

しかし、

 

歩き出したトリニティの歩みは、

 

本当にゆっくりだ。

 

この速度では、6時間くらいかかるだろうか?

 

これは下山時に夜を迎えちまうな。

 

 

うーむ。

 

考えてもしょうがねー

 

えーい!ままよ。

 

 

私たちは、再び歩き出した。

 

かなり急な斜面が続く。

 

 

山道は、様々なルートがある。

 

遠回りしながら、

 

急斜面を回避しながら歩くルート。

 

近道だが、急斜面を歩くルート。

 

早く到着しようと、

 

近道のルートを選んだとしても、

 

急斜面で苦労してるうちに遠回りであるが、

 

なだらかな道を歩いた方が、

 

結果的に早く着いたりする。

 

急斜面を、登るドラマチックな人生。

 

ゆっくり自分のペースを保つ、

 

平穏な人生。

 

山登りは面白いな。

 

人生そのものだ。

 

ただ、どう歩こうと、

 

到達点は同じというのも面白い。

 

 

どの道を歩くのもそれぞれの好みがあり、

 

小さい範囲でも、それぞれ歩くルートが異なる。

 

様々なルートを経験する事で、

 

最適なルートを学習し、

 

より山道に順応してゆく。

 

結果、

 

自分にとってベストな道を

 

反射的に選んでゆく様になるんだな。

 

 

はっ!(回想終わりの意)

 

 

気づくと、

 

目の前は、崖に近い斜面だった。

 

俺は崖を登るの夢中になっていたが、

 

はっ!

 

と気づいた。

 

 

あ!

 

トリニティ。

 

アイツは、どのルートだ?

 

 

振り返ると、

 

死にかけのトリニティが崖をよじ登ってる!

 

 

なんて馬鹿なやつ!

 

おめー!

 

自分の体調考えろー!

 

親をひたすら追いかける、

 

カルガモの子供じゃねーんだ!

 

俺ですら、大変な崖なのに、

 

死にかけてるトリニティが選ぶルートじゃねーぞ!

 

トリニティは、

 

周囲から尊敬の念を抱かれてるらしいが、

 

俺はいつもドジなとこしか、

 

見た事ねーぞ。

(ウソです。殴らないでね。凄いっす。尊敬してます)

 

しかもトリニティは何と!

 

死にかけの体調で崖を登りきりやがった。

 

さすがど根性女!!

 

尋常じゃない奴!

 

トリニティの呼吸は、異常な状態。

 

 

トリニティ

『ゼーハァ

 

   ゼーハァ』

 

 

しんちゃん

『休憩だ!

 

  休憩するんだ、

 

  お願い!マジ、

 

  言う事聞いて下さい

 

  トリニティ!!』

 

まだ、歩いて30分。

 

先はまだ果てしなく長いのだから。

 

 

つづく。

 

 

前回の物語を読む方は↓

天河神社奥宮 弥山の旅(4) - わたしからあなたへ

 

物語の続きを読む方は↓

天河神社奥宮 弥山の旅(6) - わたしからあなたへ

 

 「トリニティからあなたへ」

 

みなさん、驚きません?

 

6月29日ですよ?

 

明日で6月終わるんですよ。

 

え?チョット待って?

 

こないだ2019年なったとこと思いません??


「今年で平成終わるんやでー、

 

   次の元号なんやろなぁー!」


で、始まった2019年が、ですよ。

 

明日で折り返し地点ですよ、奥さん。

 

‥‥光陰矢の如し。

 

 

‥‥時は金なり。



‥‥チャンスの神様には前髪しかない。

 

あれ?

 

最後のは、ちょと、違う?(笑)


いずれにしても

 

「明日やろうは、馬鹿やろう」

 

と言う言葉もあるように、

 

うかうかしてたら、

 

若さと残り時間は確実に失われて行きます。

 

変に生き急ぐ必要はないと思いますが、

 

会いたい人には会えるうちに、

 

行きたい場所には行けるうちに、

 

学びたい事は学べるうちに、

 

悔いを持つ事なくなしたいものです。

 


明日は夏越大祓。

 

お近くの神社に足を運ばれて、

 

茅の輪くぐりなどをされて、

 

2019年度前半の、あれやこれやを

 

気持ちよくお祓いしに行くのも

 

また7月からの後半半年を

 

気分も新たに過ごすためには

 

『いとよろし』なのではないでしょうか、

 

と、トリニティは思ったりする

 

本日の宵でございます‥‥。

 

ちなみに、わが住吉大社は、

 

夏越祓神事を

 

7月31日に催行されます。

 

大阪で一番最後のこの夏祭りは、

 

大阪すべてをお清めする意味があり、

 

「おはらえ」と呼ぶのがすみよっさんの

 

古くからの呼び方です。


さすが、伊奘諾が

 

黄泉の国から戻ってきた時に

 

川で禊いだ時にならせました三神が

 

ご祭神の神社でございます。

 

大阪すべてと言わず、

 

日本すべて、

 

世界すべてを、

 

祓っていただきましょう〜〜。