わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

すわる

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   「好きな場所」byS

 

 

夏もお盆が過ぎ、

 

早々と折り返しました。

 

 

水の流れのような蝉の声の音と、

 

カーテン越しから差し込む陽の光で目が覚めました。

 

 

今日は久しぶりに座ろうと思い、

 

半分寝ぼけたまま、座布の上に座りました。

 

 

座るとは、坐禅や瞑想の事です。

 

 

座った途端、

 

今日やらなくてはいけない事が、

 

思考を包むように占領して、

 

衝動的に立ち上がろうとしてしまいました。

 

 

危ない危ない。

 

 

いきなり思考に支配されるところでした。

 

 

そこをぐっと我慢して、

 

呼吸に集中し、蝉の声に耳を澄ませました。

 

 

思考がとめどなく溢れます。

 

気になる案件、

 

過去の記憶、

 

心配ごと、

 

恐れ、

 

出るわ、出るわ。

 

 

思考は立ち上がり、

 

その思考は勝手に膨らませようと大きくなります。

 

 

思考にエネルギーを与えない様に、

 

また呼吸に意識を向けます。

 

 

足が痺れて、一休憩。

 

寝転んで、また周囲の音に意識を向けます。

 

 

・・・

 

あ、寝ちまった・・・。

 

 

そして、また座ります。

 

 

今度は、先ほどより、

 

思考は少ない様に感じました。

 

 

呼吸や音に集中が続きます。

 

 

こうやって、座ってみると、

 

思考や感情は、

 

「私」という輪郭を創り出す事を、

 

働きとして持っている事が分かります。

 

 

この場に在る確かなる真実。

 

それは、呼吸、音、背中筋肉の張り。

 

 

しかし、思考が立ち上がり、

 

そこに意識を向けてゆくと、

 

過去、未来が集合し、

 

「私」が形作られてゆく事が実感できます。

 

そして、心配事が生まれるのです。

 

 

この場で坐る事を否定する様な思考さえ生まれます。

 

 

日々どれほど、

 

無意識に、脅迫的に、

 

私は思考の奴隷の様な、

 

生き方をしているのだと気づきます。

 

 

足が痺れ、また横になって、

 

 

気付けば寝てました(笑)

 

 

あ、昼過ぎだ・・・。

 

 

ずいぶんと贅沢な半日だったな。

 

 

座ったから、

 

特別良い事なんかありゃしないのです。

 

 

でも座ると、その大事さが分かります。

 

無為でいる時間。

 

 

その時間が人には必要な事。

 

 

さあ、起きて掃除機をかけようっと。