「好きな場所2」byS
芝生に寝転んで、空を眺めました。
通りゆく風が心地いい。
大地に背中を預けると、
そう、確かに地球に支えられている気がする。
蝉の声や、鳥の声。
太陽の日差し。
夏の雲。
制限にまみれた人の営み。
言葉もうるさい。
やらなくちゃいけない事にうんざり。
俺は好きに生きたいんだ。
俺は適当なんだ。
ほっといてくれ。
芝生に寝そべって、
全てを投げ出す。
心は、ほぐれてゆく。
広くて大きくていいな、世界は。
俺を難なく受け止めて。
優しいな。
こんな悪人を、
こんなに優し受け止めてくれるんだから。
時々、この身体が小さくて、
不自由で、
この体から飛び出したくなる。
でも、
今日はならなかったよ。
平気で受け止めるんだもの。
元気もらったから、
さあ、また立ち上がって、
人間やってくるかな。
ありがとうな。
・・・・・
夜。
今日は、見たかった格闘技の試合がある。
どれどれ?
え?
ほーりーぐーち、
負けたのかー!!
朝倉選手勝ったのかー!
うーわ!!!
なんか複雑だ・・・。
すいません、こんな1日でした。