2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
『愛の場①』~心の中には誰がいますか? 「ざくろの花」bys 接心の時間は瞬く間に過ぎていった。 気がつけば 最終日のプログラム シェアリングの時間を迎えていた。 向和尚は当日の朝、急な葬儀の話があり その対応のため席を外していた。 シェアリングの…
『THE禅サンガって何だ?』 ~紹介シリーズ 「THE禅サンガ 」by HPより さあ、今日はご紹介シリーズです。 紹介シリーズとは、私が紹介したい人物や活動などを記事にするシリーズです。 記念すべき第1弾は!! 『THE禅サンガ』 私の物語でも出てきました…
『対等』 「対等な存在」貴船 by M 今回参加接心に参加しているメンバーは ほとんど『THE禅サンガ』に 所属している事が判明した。 私はそれを休憩時の雑談で知った。 『え??俺だけ所属していないのか? 俺だけ場違い??』 と非常に焦った。 まるで イ…
『弁財天』 「向和尚と無」by s 物音がして目が覚める。 朝だ。 時計を見ると。AM5時前。 起きなきゃ。 今日も不合理な世界に突入だ。 沈黙を守ってただ坐るのだ。 しかも得るものなど無いのだから。 笑っちゃうような。 そんな時間はなかなかないぞ。 …
『離れた事は一度もない』 「立ってるのか、降りているのか」by M 食事を終えて、本堂の濡れ縁(外)で坐禅。 夜空には星が輝き 虫の音 風の匂い を体一杯に感じながら坐った。 なっちゃんの事 天河神社の事 インドの旅 不思議な言葉達 そんな思考が湧き…
『悲しみを越えた時』~千の手を持って 「悲」byM 今日は物語ではありません。 パソコンの前で物語を書いては消して 2時間経過。 だめだ・・・。 全然気持ちが入らない。 よし、あきらめた。 という事で、 今日は私の心に深く残った物語を紹介します。 河…
『食べた事などなかったのだ。』 「綺麗と言って」by s さて ようやく食事だ。 食事の前にも一度禅堂に集まってから、 食堂に向う。 食堂に行くまでも整然と並び沈黙を守りながら移動する。 特に席は決まってる訳ではなく、 流れのままに席に着くとまた阿…
『禅堂を震わすのは』 「川の流れ」by sige 『カン!』 やっと終わった・・・。 と私は心からホッとした。 いやーなんと長い時間だった事か? いつもと変わらない時間が、まるで永遠の様に思えた。 その後は、経行(歩行禅)だ。 経行きんひん 経典では「…
『思考の虜』 『水のとりこ』 byM 『カン』 と坐禅の初めを知らせる拍子木の音が鳴る。 『チーン』 と引磬(手持ちの鐘)の振動音が辺りに鳴り響く。 坐る時間は、線香が燃え尽きる 30分~40分だ。 あたりは静謐な空気に包まれる。 私は 背筋を伸ばし…
『坐禅』 ~祈りにも似た空間 『建仁寺』 byS ※方広寺でなく、建仁寺です。 さあ坐禅が始まる。 休憩室から禅堂に向う時、約25名は1列になって並んでゆく。 私は意図もなく、ぼんやりと列に並んだら、 目の前には阿部敏郎さんの背中があった。 「おー!…
『矛盾が道理を考える』~大笑いを我慢せよ 「ひかりのトンネル」byM へへへと昨日書いた、合理化の果ての続きです。 私に文才と知的能力と根気があれば、もっと突き詰めた世界を描きたかった!! へへへちょっと無理でしたね。 人間っていう存在は、つく…
『いきつくせかい』~意味がなくても生きれるかい? 「合理的」byM 今日は連載の物語ではありません。 合理性。 合理性について、いきあたりばったりの物語を 書いていきたいと思います。 合理性 1 道理にかなった性質。論理の法則にかなった性質。2 ※…
『不合理な時間』 ~無こそ全て 『sora』 byS 向和尚と阿部敏郎さんが揃った。 2人は何か言葉を交わし合い笑っていた。 そんな2人の様子を見ていて嬉しくなった。 私は、今回参加する『接心』のスケジュールを確認した。 『いまここ道場/THE禅サンガの…
『登場』 『雨の方広寺』方広寺 byS 休憩室には多くの人が集まり、雑談をしていた。 私は人が好きだ。 しかし矛盾する様だが、 集団で初対面の場面は無性に苦手だ。 未知が怖いのだろうか。 要は思考に捉われ過ぎなんだ。 自分でも分かっているが、 自然…
『ただの人として』 ~出会いましょう。 『方広寺へ』 byS 『いまここ道場接心』 という看板が目に入った。 接心の会場である大慈閣に到着し、館内に入った。 受付の女性スタッフに名前を告げて名札を受け取る。 明るく気持ちの良い対応してくれた女性ス…
『ただいま』 ~方広寺へ 『よう来た!』 方広寺 五百羅漢byS 2017年9月8日 空は晴れ渡っていた。 広く青い海の様な空。 深い緑色の山々。 車の窓から 心地の良い風が入ってきた。 風の匂いを覚えるように息を吸った。 美しい空を見上げて、「なっちゃん…
『禅のスタンス』 ~接心へ 『奥山で一息』byS なっちゃんとお別れをした2016年9月から1年経つ。 何か気持ちを新たにしたい。 そんな9月に 向令孝和尚が開催する『いまここ道場 接心※』があるとの事だった。 ※向和尚と阿部さんが、『禅』のエッセンスを…
『こんな変化が訪れました。』 「あかく変化した」byS ブログを開始してから本日80日目です。 つまり、毎日書いて80の何かしらのメッセージを書いた事になります。 100日目で、ちょうど物語が終わると気持ちがいいでのですが。 そんな綺麗には無理かな…
『泣いたり、笑ったり』 『かなしみが とけるまで』byM 最近、私の年下の友人は、深く思い悩み苦しんでいるようです。 私には救い出す事などできませんが、あなたを想って書いています。 なんにもないのに 悲しくなったり なんにもないのに 嬉しくなった…
『阿部敏郎さん』 『空』byS 私が阿部敏郎さんを本格的に知ったのは、 『天河神社』という言葉を聞いた、2016年10月以降という事になる。 『天河神社』の情報を集めていた時、 『阿部敏郎さん』と『天河神社』が非常に縁があるという事を知った。 阿部さ…
『向令孝和尚②』 ~師との出会い 『半僧坊真殿 岩五郎の作 昇り龍下り龍』 byS 向和尚は、『禅』を普及させるべく、「いまここ道場」を定期的に開催し、 初心者でも参加のしやすい接心※の機会を提供していた。 ※接心:禅マスターのもとで坐禅を集中的に組…
『向令孝和尚①』 ~師を求める。 『祥光寺』byS 私は1冊の書籍を通して、阿部敏郎さんと向令孝和尚の存在を知った。 私は精神世界のあらゆる本に手を伸ばしたが、 得たものは『言葉としての理解』『概念の理解』だった。 正直な所、知識や概念をこれ以上…
『向令孝和尚と阿部敏郎さん』 『ハートは照らす』byM 向令孝和尚 阿部敏郎さん この2人の人物は、私の物語に大きな影響を与えている。 私の出会いと関係性を説明をしたいと思う。 私は 神谷美恵子さんの本に出会い、精神世界の扉をひらいた。 神谷美恵子…
『流れの始まり』 『始まり』byS 相談室に入るとなっちゃんが笑って待っていた。 私はあまりの驚きでしばらく声が出なかった。 『え? なっちゃん!?どうしてここにいるの?』 なっちゃんは笑いながら言った。 『そんなに驚かないで下さいよ。 これはち…
『あなたはよく生きた』~怒りの正体は悲しみ。 地元の海の祭りにて 『己を燃やし尽くす怒り』 byS なっちゃんは私の事業所では、よく一人で過ごしていました。 孤立していた訳ではありません。 むしろ、周囲はなっちゃんと関わりを持ちたがっていました…
『あなたの痛みはわたしの痛み』 『かぐや姫』 byF 今日は本編ではありません。 なっちゃんの横顔シリーズ③です。 さて なっちゃんは、心の病も抱えていたので自分を脅迫的に責めてしまったり、 現実には起きていない事まで思考に溢れてしまいます。 精神…
『やがて海へと繋がっていく』 「海へと」byS 前回の物語を読む方は↓をクリックして下さい。 宇宙は世界に調和を呼びかけている①(天河までの流れ⑤) - わたしからあなたへ 宇宙は世界に調和を呼びかけている②(天河までの流れ⑤) - わたしからあなたへ 『天…
『わたしに繋がるすべてのものたちよ』 ~ネイティブアメリカンのラコタ族の言葉。 『雲』byS 未知なる世界にお付き合い下さり、ありがとうございます。 いやー、現実主義者と言いながら、結構不思議な体験をしていましたね。 不思議な物語を書くには事欠…