『私は地球と同じ命を生きている』~山頂から見た宇宙
山岳地帯の暮らし byS
私とキムはネパールのカトマンズを観光し、その後バスで『ポカラ』を目指した。
ポカラは比較的温暖で湖や8000メートル級の山脈に囲まれている美しい街だ。
トレッキングの拠点となる場所でもある。
せっかくポカラに来たんだ。
トレッキングしようという事になり、宿の親父にトレッキングの事を相談すると、
『じゃあ俺の甥っ子がガイドしてやる』という事になった。
おいおい大丈夫か?その軽いノリで。心配だが・・・まあせっかくだから行くぞ。
トレッキングコース
1日目:ポカラ→ナヤプル(バスで1時間)
ナヤプル→ヒレ(1500m)(トレッキング4時間)<山小屋泊>
2日目:ヒレ→ゴレパニ (2800m)(トレッキング6時間)<山小屋泊>
3日目:一気に帰る。
私とキムとガイド2人の計4名はとにかく、永遠かと思われる斜面を歩き続けた。
写真やテレビでしか見た事のない風景が、目の前に広がる。
山岳地帯の村々の風景を眺めながら
『ああ、こんな世界が同じ時を過ごしているんだ』と感嘆した。
途中雨が降り、木の下を歩くと、雨と一緒にヒルが落ちてくるのには参った。
ゴレパニの頂上に着いたときは、8000メートル級の山々が目の前に見えた。
あの頂点を目指すのだから、『人の意志』とは、途方もないものだと思った。
山頂の山小屋から眺めた
夜の星空を、私は生涯忘れる事はないだろう。
目の前には宇宙が拡がって
まるで私は宇宙空間に浮いてしまったかのよう。
星々は降ってくるように流れて、
人工衛星は宇宙空間を漂っている。
満点の星々が、宝石の様に煌めいていて
星々は
「我々も生きているんだ」と私に呼びかけている様だ。
広がり続ける宇宙の中で
地球というのは他者ではなく、
私達は『地球そのもの』の命を生きている事を知った。
つづく
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『あなたへ』
インドの旅は、今週で物語を終えます。
お付き合い下さった方、本当にありがとう。
もうしばらく、お付き合いくださると幸いです。
その後、日本に帰った時に、強烈なビジョン?夢?を見ます。
そして、霊能者と言われる方と初めてお会いする事になります。
今、振り返りながらインドの旅を書いていると、
この旅は、私の人生に大きな影響を与えていた事がよく分かります。
不思議です。行く前は、あんなに行きたくなかったのに、行った後は、本当に行って良かったと思うのだから。
まるで、そうなる事を私はどこかで知っていたとしか思えない。
わたしには、私を動かす正体不明の不合理な衝動が常にあります。
家族も、その衝動に突き動かされる私を近くで見ており
『いつも、突き動かされて大変そう・・』という感想です。
現時点では不合理な事だと思っていても、最終的には帳尻が合い、お釣りが大量に返っ
てくる事が多いのです。
この衝動の正体は何なのだろう??私はとても興味があります。
あ、家族がインフルエンザに、順次かかり始めました。
あなたも、どうか気をつけて下さいね。
今日もありがとう。
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