『禅のスタンス』 ~接心へ
『奥山で一息』byS
なっちゃんとお別れをした2016年9月から1年経つ。
何か気持ちを新たにしたい。
そんな9月に
向令孝和尚が開催する『いまここ道場 接心※』があるとの事だった。
※向和尚と阿部さんが、『禅』のエッセンスを現代のライフスタイルに合わせて提供しているTHE禅サンガというものがある。私は当時、その存在は知っていたがTHE禅サンガには所属をしていなかった。
参加して初めて私は知ったが「接心」はTHE禅サンガのメンバーが中心となって参加していた。
またTHE禅サンガについては、後日紹介したい。
しかも今回の接心には、天河神社に深いご縁のある 阿部敏郎さんも全日参加。
『これは流れが来ている。行くしかない!!』
私は即座に参加を申込んだ。
申し込みの際に、向和尚に『なっちゃんの出来事』について簡潔に書いた。
しかし向和尚からは、それについての返事はなかった。
『そりゃそうか・・・』と私は思った。
禅は『いまここ』が基本的なエッセンス(本質・真髄)だ。
『いまここ』から離れる、思考・物語・死後・議論などは、
戯論として『相手にしない』事がスタンスなのだ。
戯論とは
仏教用語。無意味で無益な言論のこと。仏教では形而上学的な議論は戯論に属する。
私はそれを理解していたし、
接心は自分の身に起きた物語を置いて
参加しなければ意味がない。
私の参加動機は矛盾に満ちており、
向和尚になんだか叱られているような気がしていた。
私は2014年の2月に向和尚と師弟関係を結んだが、
それ以降は接心も参加せず、挨拶すらもしない無礼者であった。
とうに師匠から弟子である事は忘れられていると思っていたが、
参加申し込みを受理された返事には、
『あなたは弟子だったと思うので・・』と書いてあった。
私は
『覚えていて下さったのかー!!』と鼻血が出るほど感激した。
私は2017年9月8日9日10日に行われる。
『いまここ道場接心in方広寺』~心の源に至る‐無三昧
に参加する事になった。
お知らせには
接心は何かを身につけたり学んだりというより、外に求める心をとめサンガの一人一人が自分の源に至り、静寂のうちにあるがままの共通の地平に帰る行です。
共にその地平に帰り、人や自然と出会いましょう。
と書いてあった。
私は『何かを変えたい』『教えてほしい』『知りたい』
外に求める心一杯だったので、その文面を見て苦笑した。
2017年9月8日 当日は会社からお休みを頂いた。
空は晴れ渡っていた。
美しい空と山々の緑を見ながら車で
静岡県浜松市北区引佐町奥山にある方広寺
を目指した。
つづく
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『あなたへ』
さて、今日は祝日。
私は祝日は関係なく出勤であります。
また、休日の顔から一転、仕事用の顔していきます。
立場上
自分でも出来ていない事を、人に要求する場面があります。
本当そんな事したくないんですが・・・・。
本当に笑い話です。
出来ない奴が、出来ているふりして時間内は振る舞う。
喜劇ですね。
ほんとうに、
『あるがままで良し』という社会を創りたいものです。
まあ、社会や役割にも学ぶ事は沢山ある。
それはそれで、良しとしましょう。
喜劇を楽しみましょう。
あなたにとって
恐れる事の少ない1日である事を心より願っています。
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