わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

いのちの洗濯タイム

「あなたへ」

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「いのちの時間」bySIGE

 

父は仕事の事を語る事は少なかった。

 

小さな会社ながら経営をして、

 

朝早く起きて仕事に向って行きました。

 

週に一度の休みは、

 

必ず釣りに行っていた。

 

釣りに行く前の夜は、

 

机をライトで照らし、

 

父は職人の様に仕掛けを作っていた。

 

母はその姿を見るのが好きだと言っていた。

 

睡眠時間は、たった数時間で、

 

夜明け前に出発した。

 

県を軽々と越えて数100キロ運転し、

 

渓流や海に向かっていきました。

 

父が私に話してくれた、

 

「自然の音しか聞こえない。

 

 川の流れの音、鳥の声

 

 無心で釣りをしてるとな、

 

 心がスーッとするんだ」

 

 そんな言葉を時折思い出します。

 

 私もいっちょ前に、

 

 社会人となり、

 

   働くという苦労を感じています。

 

 父は愚痴を言う人ではありませんでしたが、

 

 社員の給料・家族の暮らし・会社の信用

 

 など様々な重圧を背負っていたのでしょう。

 

 そんな父にとって、

 

 釣りをする事は

 

 命を洗濯する様な時間だったと思います。

 

 釣りをしている時間は、

 

 無心に至り、

 

 絶え間ない仕事の悩みから解放される

 

 かげがえのない時間、

 

 生きる源の時間だったのでしょう。

 

 

 私はその様な趣味はなく、

 

 静かに自然の中を歩く事や、 

 

    子供の遊ぶ姿を眺めたり、

 

 坐禅をして無心に戻る時間を作ります。

 

 父は素晴らしい趣味を持っていたのだと思います。

 

 釣った魚は、家族や近所に振る舞われ、

 

 その趣味は、

 

 子供達も孫達も楽しむ事が出来ますから。

 

 

 絵を書いたり、詩を書いたり、

 

 走ったり、山を登ったり、

 

 創作したり、彫刻したり、

 

 スポーツしたり。

 

 活動の中身は異なっても、

 

 我を忘れて生きる時間。

 

 そんな時間が私達をより良く

 

 生かしてくれます。

 

 

 やる前はとてつもなく、

 

 面倒なんですが、

 

 行動してしまえば、清々しい。

 

   最近は行動する大切さをよく考えます。

 

 父は行動的な人でした。

 

   そして、清々しい性格です。

 

 行動と心の関係性を体験的に、

 

    知っていたのだと思います。

 

     ああ、そう。

 

     梅がすっかり咲いています。

 

     とても、いい香りですね。