わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

香取神宮への旅③

『あらみたまよ』

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『香取神宮奥宮 茅の輪』

 

 

いやー、ようやく到着。

 

空も青くて、風も心地よい。

 

リーと一緒で尚更、嬉しいなあ。

 

 

肩を並べる甥っ子のリーも、

 

俺の身長に近づいてきた。

 

あんなにチビだったのに。

 

 

 

 

そう、あの日。

 

季節外れの雪の日に、

 

リーの誕生を見届けて、

 

社会への旅に俺は出たんだ。

 

今も覚えてる。

 

 

あの時の自分に逢えるなら、

 

あの頃のまっすぐで迷いもない自分を、

 

強く抱きしめて

 

『お前にこの旅路で起きるであろう

 出来事や感情を伝えたら、

 お前はこの旅をやめるかも知れないな。

 いや、そんな事はないな。

 お前に何を言っても聞かないか。

 行っておいで。 

 信じるままに。

 喜びも、悲しみも、

 全てを味わう旅がはじまるよ。

 命をかけて信じたものすら失ったりもする。

 あまりの痛みや喪失に、

 無になる事を切望するはずだ。

 でも、生きててくれ。

 どんな状況であったとしても、

 お前には必ず光が共にある。

 気づかないとしても、光は在るんだ。

 だから生き続ける事だけ、

 存在する事を選択するんだ。

 長い旅になるよ、

 待ってるからな、未来で。

 この小さなリーが、

 今のお前と同じ旅に出る頃に、

 ようやくその旅は終わるんだ。

 いってらっしゃい。』

 

 

俺は現実のリーを見つめた。

 

あの小さな命がこんなにも立派になり、

 

もう社会への旅に出る程に、

 

時が流れたのか。

 

感慨深い。

 

いい男になったな。

 

 

甥っ子のリーは、

 

小さい頃からモデルにスカウトされたり、

 

某テレビ番組にも

数年間出演していた過去がある。

 

でも、

 

その世界とはスッパリと足を洗い、

 

真っ当な世界をその後生きてきた。

 

そんな過去があった事を、

 

彼は微塵も匂わせない。

 

 

そのリーも、今年から社会人。

 

 

俺よりずっと心は大きくて、優しくて、

 

お前は強いよ。

 

どうか人生を楽しめるほどに、

 

強くあってくれ。

 

 

さて、香取神宮。

 

鹿島神宮と比べて、

 

飾り気も少なく、

 

古風な雰囲気。

 

一緒に歩きながら、

 

リーに神社参拝のマナーを教えた。

 

 

リー

『ふーん、

 さすが参拝ヤーだね。』

 

リーに興味はなし!

 

※参拝ヤーとは?

神社参拝をする人の意

リーの造語である。

参拝ヤーという言葉を普及させたいらしい。

 

 

おじさん

『さあ、

 境内はどうなってる?』

 

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境内の地図を持ったリーは、

 

リー

『えーとね、要石ってとこと、

 奥宮ってとこが近いよ。』

 

おじさん

『んじゃ、そこ行こうか』

 

要石

古くより、この地方は大変地震が多く、人々はとても恐がっていました─これは、地中に大きなナマズが住み着いて荒れ騒いでいるのだと。香取・鹿島両神宮の大神様等は、地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通されたといいます。当神宮は凸形、鹿島は凹形で、地上に一部を現し、深さ幾十尺と伝えられています。貞享元年(一六八四)水戸光圀公が当神宮参拝の折、これを掘らせましたが根元を見ることが出来なかったといわれています。

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リー

『なにこれ?

  何でこんなの皆んな見てんの?

 ただの石じゃん』

 

おじさん

『ははは、

 そういう風に夢想する事が

 人類は好きなんだよ。

 次いくぞ』

 

奥宮(おくのみや)
香取の宮中、旧参道の中程に鎮座。経津主大神の荒御魂を祀ります。現在の社殿は、昭和四十八年伊勢神宮御遷宮の折の古材に依るもの。

 

武神の荒御魂。

ここは、

俺に必須な場所だ。

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ここが俺の

今回のメインイベント!

と言ってもいい。

 

もう、

俺は荒御魂で

生きていきたいのだ!

もう和魂で、

周囲と調和を図るとか、

もうめんどくせえーんだよ!

もうそれで20年近く

膝を屈して

やってきたんだ!

ニギニギ(和)してるのとか、

もういいから!

本性丸出しで

生きて死にてーんだよ!

 

荒御魂とは

荒魂は神の荒々しい側面、荒ぶる魂である。勇猛果断、義侠強忍等に関する妙用とされる一方、崇神天皇の御代には大物主神の荒魂が災いを引き起こし、疫病によって多数の死者を出している。これに対し、和魂は神の優しく平和的な側面であり、仁愛、謙遜等の妙用とされている[1]。

荒魂と和魂は、同一の神であっても別の神に見えるほどの強い個性の表れであり、実際別の神名が与えられたり、皇大神宮の正宮と荒祭宮、豊受大神宮の多賀宮といったように、別に祀られていたりすることもある。人々は荒魂と和魂を支えるために、神に供物を捧げ、儀式や祭を執り行ってきた。この神の御魂の二面性が、神道の信仰の源となっている。また、荒魂はその荒々しさから新しい事象や物体を生み出すエネルギーを内包している魂とされ、同音異義語である新魂(あらたま、あらみたま)とも通じるとされている。

和魂はさらに幸魂(さきたま、さきみたま、さちみたま)と奇魂(くしたま、くしみたま)に分けられる(しかしこの四つは並列の存在であるといわれる)。幸魂は運によって人に幸を与える働き、収穫をもたらす働きである。奇魂は奇跡によって直接人に幸を与える働きであり、知識才略、学問、技術を表す。[1]幸魂は「豊」、奇魂は「櫛」と表され、神名や神社名に用いられる。

 

御朱印を頂き、さあ、いざ!

 

 

お!茅の輪があるじゃないか!

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やった!

 

夏だけじゃないんだな。

師走の茅の輪か。

嬉しいな。

 

穢れを落とせるぞ。

 

リー

『これ、くぐるんでしょ』

 

そうそう。

 

奥宮の手前に設置された、

 

茅の輪を目の前に立つと、

 

茅の輪が光ってるように、

 

妙に眩しい気がするな。

 

写真撮っとこう。

 

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(なんか茅の輪の周囲の光が緑に見えるような)

 

無事、茅の輪も順番通りくぐり、

 

そして、

 

奥宮に参拝。

 

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【実は危険?】緑のオーブのスピリチュアル意味とは?幸運を運ぶ噂は本当?

緑のオーブには、幸運の訪れという意味がありますが、具体的にどういった意味があるのでしょうか。具体的に紹介します。

精霊などの神聖なエネルギーに守護されている
近いうちに幸運がやってくる
ご先祖様や守護霊からサポートを受けている
愛情運、感情的な癒し、心身の癒し、自然と対話する
対人運アップ。幸運に恵まれる

らしい。

良かった、悪くなさそう。

 

 

まだまだ続く

 

 

『あなたへ』

 

正月2日目。

 

チビ達はお兄さんお姉さんの、

 

甥っ子、姪っ子にまとわりついて離れません。

 

楽しいんだよなあ。

 

夢のように楽しいんだよなあ。

 

俺はそれ知ってるので、

 

なるべく、ほっといてます。

 

甥っ子、姪っ子のおかげさまで、

 

本当に久々に、

 

グータラオジサンに戻れて幸せ。

 

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先程、海辺を歩いてきました。

気持ち良かった。

国道1号には、

駅伝を待つ人々が集まっていました。

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穏やかで、美しい事。

 

そんで帰って、桃鉄。

 

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うわー、小学生以来だわ。