わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

願い

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どんな形にも

 

 

願いを投げかけて、

 

全て叶うような世界だったら、

 

それは想像よりずっと退屈かもしれない。

 

叶わない喜びなんてものが、

 

新しい願いになるかもしれない。

 

 

 

人間は欲深い。

 

喜びしか知らず、

 

涙を流して

 

悲しんでる人がいれば、

 

涙とはなんだろうか?

 

悲しいってどんな気持ちなのだろうか?

 

きっと悲しみを知りたくなる。

 

いや、本当は

 

人間が欲深いのではないのかもしれない。

 

 

人間を創り出した存在、または宇宙。

 

 

宇宙はあらゆる存在を使って、

 

あらゆる欲望や体験を、

 

味わい尽くしているんだ。

 

 

願いが叶う喜びも、

 

願いが叶ってしまった複雑さも、

 

願いが叶わない悲しみも、

 

願いが叶わなくて良かったという安堵も。

 

そんな体験を永遠に重ねてゆく。

 

 

あんなに願った、

 

願いが叶ってしまっても、

 

時の洗礼を受ければ、

 

全く逆の感想を抱いたりする身勝手さ。

 

 

そんな事が起きるのは、

 

人間は自分自身が、

 

本当に何を求めているのか

 

知らないからだ。

 

 

何が自分自身に幸せを

 

もたらす事か本当に知らないのだ。

 

 

だから、何が叶っても満足しない。

 

だから願い続ける。

 

それが分かるまでの永遠の遊びだ。

 

 

私には願いがある。

 

叶えるために生きている。

 

 

私はよく思う。

 

私が願いを全て叶える力を持っていたら、

 

世界を、自分を、

 

何度滅ぼしてしまったかと。

 

 

だから、神様は、

 

私にとって一番の善き事を、

 

適切に叶えて下さっているんだ。

 

 

 

願いは老若男女問わず、

 

誰もが抱えてる事だ。

 

 

私はこの小さな男の子の願いを、

 

よく想い出し、

 

胸を痛める。

 

 

叶う事は難しいけれど、

 

せめて、

 

その子の胸の痛みを、

 

癒やして欲しいと、

 

願わずにいられない。

 

9/ 11で犠牲になった父親に宛てた、

5歳の息子が書いたハガキ
意訳 青山沙羅

 

元気?

 

今どこにいるの?

 

こんなに逢いたいのに。