わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

天河神社奥宮 弥山の旅(3)

「私の心配」しんちゃん編

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 「始まりと終わりの橋」byS

 

前回の物語↓

sintamsc.hatenablog.com

 

着いたあー!

 

ようやく駐車場。

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到着時刻はAM7:12分。

 

もうすでに登山客の車が駐車されていた。

 

はあー、本当に緊張した。

 

無事に到着して本当に良かった。

 

と私は心から安堵していた。

 

が!

 

そんなに安堵に浸かってる場合じゃない。

 

なんせ今日は日帰りだ。

 

えーと、

 

片道4時間として登頂が11時。

 

1時間休憩して、

 

下山が16時か・・・。

 

それから、

 

帰りの地獄道(山道)を40分。

 

天河神社・禊殿・天川温泉で1時間30分とする。

 

そして、

 

新大阪駅までの2時間半の運転。

 

そして、新幹線を含めた電車が2時間。

 

 

うーむ!

 

しんじゃいそう!!

 

 

まあ、

考えてもしょうがない!!

(考えろ・・・)

 

という事で、

 

私は

 

早速トイレにダッシュした。

 

私にはもう一つの名前がある。

 

後悔しよう!

 

公開しよう!!

 

オシッ〇シタイマン!!

 

であるのだ!!

 

こんな事を大きな字で書いて、

 

どうかしてると思うが、

 

登山において、

 

オシッ〇シタイマンであるという事は、

 

これはかなり、

 

深刻な問題なのである。

 

オシッ〇シタイマンとは?

(命名トリニティ先生)

水分を摂取した15分後には、

トイレに走り出したくなる体質をもつ男。

例えばサービスエリアに到着し、まずトイレ。

10分店内などをうろついた後、

2回目のトイレに走り出す性質を持つ。

(ただの頻尿ともいう)

 

トイレにダッシュし、目に入ったものは!!

 

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なぬ!!

 

1回100円!!

 

払いましょう!!

 

お金は車ぞ!

 

風の様に戻りましょう!

 

ダッシュ!


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再び・・・・

 

ふう~

 

ありがたし。

 

本当に。

 

 

しかし、

 

山の中にトイレなどない!

 

私は心配である!

 

奥宮がある神聖な山に、

 

立ションするのはさすがに憚れる。

 

しかし、オシッ〇シタイマンである私が、

 

4時間も我慢するなど出来るものだろうか?

(携帯用トイレは一応持参してますが・・・)

 

考えてもしょうがねー

 

さあ、重いリュックを背負い、

(3リットルの水が重いんです)

 

登山靴に厚手の靴下を履き、

 

さあ、

 

ゆくぞ!!

 

いざ!弥山へ!!

(一応登山届も書きました)

 

弁財天様!

 

待ってて下さい!


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橋を渡り、

 

森の中をあるく。

 

空は青く、

 

さわやかな風が吹き、

 

新緑が揺れ、

 

鳥の声がこだましていた。


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最初は平坦な道。

 

川沿いを歩く。

 

おーこれは!

 

歩きやすい。

 

手ごろなハイキングって感じだ。

 

これは楽勝だぞ。

 

2時間くらいで着いちゃったらどうしよ。

 

トリニティは俺の後ろを歩いているが、

 

これなら大丈夫だろう。

 

 

ここで、私は考えていた。

 

2人のペースについてである。

 

私の足は明らかにトリニティより早い。

 

歩み方は、それぞれ独自のものだ。

 

私がトリニティのペースに合わせれば、

 

私のリズムも崩れ体力も消耗する。

 

何より、

 

勘のいいトリニティは、

 

私が無理してペースを合わせている事に、

 

罪悪感を抱くだろう。

 

しかし、

 

私が普通に歩いたら、

 

あっという間に見えなくなる程の距離が出来るだろう。

 

トリニティは登山は初めてだし、体も強くない。

 

かなり心配である。

 

しかし、

 

心配をかけている事に、

 

奴はまた申し訳なさを持つのだろう。

 

うーむ。

 

めんどくさ・・・・

 

ここは、限りなく、

 

自分のペースで歩くフリをしつつ、

 

頻繁に振り返りつつ、

 

こっそり見守りながら歩くしかねーな。

 

 

あるく。


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徐々に勾配がついてくる。

 

歩く。


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うお!

 

結構激しい、

 

岩場の斜面が増え始める。

 

これは登山靴ではないと怪我するな。

 

細かい石で足が滑る。

 

あ!

 

トリニティと随分と距離が離れてしまった。

 

あれ!

 

トリニティの様子が・・・

(まだ始まったばかりというのに)

 

おーい!

 

大丈夫かー!

 

トリ・・・

 

トリニティに異変が起きている!!

 

 

つづく。

 

 

 前回の物語を読む方は↓

天河神社奥宮 弥山の旅(2) - わたしからあなたへ

 

物語の続きを読む方は↓

天河神社奥宮 弥山の旅(4) - わたしからあなたへ

 

 「トリニティからあなたへ」

 

今日は本編しんちゃんの日ですので、

 

トリニティがあなたへを担当です。

 

しんちゃんは今日、お仕事がとってもとっても

 

ご多忙を極めておられたようで、

 

帰宅も遅くあられ、必然ブログ着手時間が遅いので

 

今から0時前が恐ろしいトリニティです。。

 

さて、

 

本日は、オススメの詩、的なモノを書いてくれ

 

とのご司令ですので、

 

うーーーん。何書こう。。

(毎回こぉなのかしら、、、)


ふと本棚を見ますれば、空海さんのお言葉集なるものが‥

(マザーテレサも稲盛和夫さんもさとうみつろうさんも、他にも色々ありますよ)

 

手に取る‥‥パラパラパラ


《大士の用心は、同時これ貴ぶ》

(だいじのようじんは、どうじこれをとうとぶ)

 

『高野雑筆集』


「菩薩の心がまえは同時を貴ぶことだ」

 

これが空海さんの言葉だそうです。

 

大士とは菩薩のこと。

 

同時とは、苦しむ人々と同じ目線に立って

 

相手を思いやり、救いを求める人を待たせず、

 

すぐにでも手を差し伸べるということ。

 

だそう。

 

なるほど、わたしもその昔、お寺でお話を

 

お聴きしたことを思い出します。

 

色んなお方のお姿をかたどった仏像のなか、

 

如来像は坐姿の形が多く、

 

菩薩像は立姿が多い。

 

なぜか?

 

理由は、菩薩様の慈悲の心は

 

常に苦しむ人々と共にあり、

 

苦しむ人々を救いに行くとき、

 

即座に動き出せるため、

 

立っておられるのです。と。

 

中には、片足を少し前に踏み出しておられる

 

菩薩様もおられるとのこと。

 

なんと素晴らしい、フットワークの軽さ。


わたし達が望む王国も、

  

苦しんでいる人々の声を捉える事には

 

俊敏でありたいと、いつも思っております。

 

いつもは、ゴローン、と涅槃像スタイルの

 

相棒しんちゃんですが、

 

その声を捉えるや否や、この人は飛び起きます。

 

ええ、やる男です。(笑)

 


空海さんの為されてきたこと、

 

紡がれた言葉を読んでおりますと、

 

まぁ、なんと言いますか、

 

スケールでかいですよね。


わたし達も空海さんのようになれるかしら。

(せめて気持ちだけは・・・) 

 

1人では無理でも

 

わたしが空を、

 

しんちゃんが海を、担当すれば

 

2人合わせて、空海、に

 

なれるかなー♪

 

バコっ。。。。

(ついに読者さんから、はたかれました。ハ、ハハ)