わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2017年大晦日

『一連托生』 「一連托生」 byS さあ、今日は2017年の最後の日。 毎年この、大晦日や新年は特別に感じますよね。 本質的には、変わらない「1日」ですが、人の知恵が創りだした時の流れも「良いもの」ですね。 今日の様に、味わい深い1日になるのですから…

インド編②「マザーテレサ」(番外編・天河までの背景①)

『マザーテレサ』~その勇気をたたえよ ※『写真とってくれよ(立派な青年になったろう)』 マザーハウス byS インドに到着し、 カルカッタの街に降り立った時の衝撃は忘れる事は出来ない。 目に映る世界が違うのだ。 あまりに異国なのだ。 空気が 匂いが …

インド編①「父の背中」(番外編・天河までの背景①)

『インドの旅①』~父の背中 『リキシャの背中』 インド カルカッタ byS 車のクラクションの音が飛び交っている。 ベタリとした、まとわりつくような空気。 汗ばむ肌。 香辛料の匂い。 人々が叫ぶ声。 命がうごめいている。 大きく重いバックパックを背負…

宇宙は世界に調和を呼びかけている②(天河までの流れ⑤)

『調和せよ』 『君は一つ??』by M 暗闇に光が差し込む時、 言葉は降りてくる。 「・・・・ン・・ユ・・・ン」 「ユ・・・・・ニ・・・・・」 「ユ・・・ニ・・・オ・・・・」 明け方。 無意識の世界に、意識が入り込む時間。 私の意識は再び言葉を聞き取…

宇宙は世界に調和を呼びかけている①(天河までの流れ⑤)

『生きるために、ただ座れ』 「 生死事大 光陰可悟 無上迅速 時不待人」 bY S 方広寺にて 天河神社の旅を終えた、翌週。 なっちゃんの49日の法要の日が差し迫っていた。 私は、どうしても法要に行きたかった。 しかし同時に私は なっちゃんのご家族に会うこ…

数字と私と思考の不思議

『祝!! ブログランキング。エッセイ・随筆部門1位!!』 「はなひらくよくぼう」byS ありがとうございます!! 本当に。 「なっちゃん!!すごいぞ!見ていてくれてるよな!」 エッセイ・随筆部門は1位。 その上のカテゴリの人文部門では7位。 人文部門か…

クリスマスプレゼント

今日はクリスマス。 「クリスマス」by S 「あなたへ」 私はもちろん、今日は仕事です・・・。 昨日、クリスマスイブの祥光寺の日曜座禅会の時、 師匠の向令孝和尚(こっさん)は、「今日はクリスマスだから、クリスマスソングのメロディで般若心経やろう…

一粒の砂に世界を感じ(私の好きな詩)

『ウィリアム・ブレイク』 存在 by m 『あなたへ』 今日は、私がとても大好きな詩をご紹介したいと思います。 この詩に出会ったのは20代半ばの頃です。 何かの本を読んでいた時に、この詩が載っていました。 作者のウイリアム・ブレイクについては、私は全く…

ビバ(万歳の意)!! 1か月継続!!

『あなた様へ』 2017 12月22日 職場から見える「冬至の凄過ぎる太陽」byS ※どうなってんのよこの光具合。 『ありがとう、八百万や(やおよろず)の神たちよ』 (読んでくれてる「あなた」の事よ) 短期集中型で、すぐに飽きてしまって、ムラが激しく すぐ…

天河神社が呼んでいる⑤4部完(天河までの流れ④)

『禊殿(みそぎでん)』 「また会いに来るよ」by S ドドドドという地響きが聞こえ、目が覚めた。 『なんの音?ここはどこだっけ?雨の音?』 すごい強い雨だ、昨日のスコールの様だ。 意識は覚醒し、現実を理解した。 朝だ。 そうか、お告げはなかったな…

天河神社が呼んでいる④(天河までの流れ④)

『なんにもありはしないのか』 「川からかすかに見える禊殿~見ているのはわたしだ」bY S もうじき、日が暮れる。 私は、川の反対岸にうっすらと見える赤い建築物の『何か』に向かって、 『明日、会いに行くから』と呟いて立ち上がった。 川沿いを歩きながら…

天河神社が呼んでいる③(天河までの流れ④)

『旅立ちの日』 Instagram 行動だけが人生かい?空海/弘法大師 手植えの大銀杏(いちょう) by S 朝早く出発したが、都市部の駅は混雑していた。 電車を乗り継ぎ、AM11時過ぎに大和八木駅で降り、レンタカーを借りるため予約した店舗を探した。 予約してい…

天河神社が呼んでいる②(天河までの流れ④)

「旅立ちを決めよ」 「よんでいる」by S やっぱり本当に存在してる! さっきのは、夢じゃなかったんだ。 場所は・・・奈良県吉野郡天川村。 奈良県か・・なんとか行けるだろう。 「よし、今週末、行ってみよう。」 私は迷うことなく決断した。 普段は出不…

天河神社が呼んでいる①(天河までの流れ④)

10月5日不思議な声~天河神社が呼んでいる。 「20161008天河大辯財天社」byS 10月5日 夜明け前。 彼女が私に会いに来た「あの日」から、 ちょうど一か月経った、明け方。 無意識だった世界に うっすら意識が入り込む瞬間がある。 夢と現実の狭間。 意識と…

地球で会いたかった人

あなたに触れてみたかった。 『地球の守り神』 by H・U 私は本を読む事を始めたのは、20代の頃です。 本は「自分が生きるため」に水を飲む様に読んだ時期があります。 遅いですよね。 最初に白状しますが、私は勉強は全くできず、興味も持てず、 『劣等生…

わたしの本質

仕事のスタンス 「わたしのスタンス」byS 第3部終わりました。 皆様。如何でしたでしょうか? いやー希望のない、なんて暗い物語・・・・。 みなさん、本当に読んでくれて嬉しいです。 私は皆さんに白状しなければなりません。 今まで私は、フェイスブッ…

悲嘆の日々④3部完(天河までの流れ③)

なげきかなしむ(悲嘆の日々) 「どこにもいけないよ」 byS 葬儀が終わってから、1か月間 私は魂が抜けてしまった様な日々を過ごした。 仕事は辞める事を決めていた。 これ以上、「命」と向き合うのが怖いから。 何より私がまた相談を受ける事で、 また…

悲嘆の日々③(天河までの流れ③)

『今度は俺が約束を果たす番』 「また会おう」by S 葬儀は粛々と進んでいった。 お経をあげて下さった和尚様は、退出の際に、涙を静かに流されていた。 そして、一通りの儀式が終わり、出棺の準備へと入った。 私はそれを見つけると 心が落ち着かなくなっ…

悲嘆の日々②(天河までの流れ③)

『綺麗だよ』 誰にも見られないように、そっと手を握った。 「似合う花は」by s 私は彼女のお母さんに、どうしても伝えたい言葉があった。 朝の出来事があったため、心は思ったよりも強くはあったが、 葬儀場に近づくと、恐れの思考が湧き出した。 葬儀場…

悲嘆の日々①(天河までの流れ③)

『誕生日』 『あいしています』by k s 夜明け前 何か温かいものに包まれている感覚で、ふと目が覚めた。 私に対して、優しく温かく、 まるで木漏れ日の様な光が、私に注いでいるのを感じた。 昨日寝る前は、明日、目を覚ます事に怯えていた。 しかし実際に、…

みえない力⑥2部完(天河までの流れ②)

『命を繋ぐ理由』 「つながっている」 byS ICUの看護師さんの献身的な働きもあったのでしょう。 私たちの「戻ってきてほしい」という願いで悩んでいたのかもしれない。 理由はどうあれ、彼女は命を繋ぎ続けた。 別の同僚を病院に連れて行った帰り道、 …

みえない力⑤(天河までの流れ②)

『いい夢見てるの?』 「あなたに」by S 2~3日と言われた彼女の命は頑張り続けた。 私は魂が体に戻る事を信じ、命がある間に、少しでも多くの人に、 彼女に「戻っておいで」と声をかけてほしかった。 そうする事で、彼女がこの世界に戻ってくる気持ちに…

あるがまま

「頑張らない」と「頑張る」 ※「富士山に会いに行かなくちゃ」 by K・Y 今日も感じる事がありましたので・・・・ 物語は、明日からまた再開予定です。 言葉や想いの閃きは一瞬。 それを逃すと、まるで煙のように、二度とつかめなくなります。 意図よりも…

一隅を照らす

俺もそうなりたい 「光はわたしの手の中に」byM 今日は物語の続きではありませんのであしからず。 先日、名古屋からの帰り道 私の胸を打つ出来事がありましたので、記憶があるうちに記します。 私は忘年会が終わり、22時頃、自宅に帰るため電車に乗ってい…

みえない力④(天河までの流れ②)

『罪と罰』 ※「私の心に映る世界」byM その日から私はこの世界に存在している事だけで精一杯だった。 食事? 仕事? 家族? 生きる? 何故だっけ? 理由は? 覚悟なんて、何一つ出来ていなかったのだ。 『俺が原因だ』 『罰を受けなければならない』 とい…

みえない力③(天河までの流れ②) 

『ごめんなさい、ぜんぶ、おれのせい』 ※「哭く(なく)」by F 病院の玄関を出て、 駐車場に向うと、 なっちゃんのお父さんと出会った。 私は、以前から彼女のお父さんが大好きだった。 お父さんは、言葉は少なく、寡黙。不器用で男らしい。 しかし、優し…

みえない力②(天河までの流れ②) 

もどっておいで ※「旅立ちの前」 by M 電話をおいて、 すぐに病院に向った。 何も考えないようにして、集中治療室まで走った。 集中治療室の入り口に立ち、息をのむ。 乱れた呼吸 破裂しそうな心臓 震える足 落ち着かせるために、深く息を吸い込み、そし…

みえない力①(天河までの流れ②)

彼女の勇気 ※「ハナミズキ」by S 意図せず写真を撮ると偶然美しい光が入る事があります。 彼女と別れてから、私は妙な気持ちだった。 やる事はやった。 出来るすべてはやった。 全てのリスクを想定して、覚悟をもって向き合った。 何があっても悔いはない…

「いまここ道場接心in方広寺」

※方広寺からのご来光。光が溢れ出す美しい光景でした。 ※まるで絵画のように、窓から見える紅葉。(下は本物の絵画) 一生懸命説明してくれる、向 令孝(むかい れいこう)和尚。 通称「こっさん」。浜松市祥光寺住職。臨済宗方広寺派元教学部長。 若々しい…

閑話休題

「あなたへ」 ※ 「釣りを愛してやまない父から~西伊豆の風景」 by sige 第一部まで書き終えました。 想像以上に、仕事に近い感覚で書いています。 物語を書き終えたら、筆をおき、またいつもの日常に戻ろうと今は思っています。 ただ、最近、私の心に…