2017-12-01から1ヶ月間の記事一覧
『一連托生』 「一連托生」 byS さあ、今日は2017年の最後の日。 毎年この、大晦日や新年は特別に感じますよね。 本質的には、変わらない「1日」ですが、人の知恵が創りだした時の流れも「良いもの」ですね。 今日の様に、味わい深い1日になるのですから…
『マザーテレサ』~その勇気をたたえよ ※『写真とってくれよ(立派な青年になったろう)』 マザーハウス byS インドに到着し、 カルカッタの街に降り立った時の衝撃は忘れる事は出来ない。 目に映る世界が違うのだ。 あまりに異国なのだ。 空気が 匂いが …
『インドの旅①』~父の背中 『リキシャの背中』 インド カルカッタ byS 車のクラクションの音が飛び交っている。 ベタリとした、まとわりつくような空気。 汗ばむ肌。 香辛料の匂い。 人々が叫ぶ声。 命がうごめいている。 大きく重いバックパックを背負…
『調和せよ』 『君は一つ??』by M 暗闇に光が差し込む時、 言葉は降りてくる。 「・・・・ン・・ユ・・・ン」 「ユ・・・・・ニ・・・・・」 「ユ・・・ニ・・・オ・・・・」 明け方。 無意識の世界に、意識が入り込む時間。 私の意識は再び言葉を聞き取…
『生きるために、ただ座れ』 「 生死事大 光陰可悟 無上迅速 時不待人」 bY S 方広寺にて 天河神社の旅を終えた、翌週。 なっちゃんの49日の法要の日が差し迫っていた。 私は、どうしても法要に行きたかった。 しかし同時に私は なっちゃんのご家族に会うこ…
『祝!! ブログランキング。エッセイ・随筆部門1位!!』 「はなひらくよくぼう」byS ありがとうございます!! 本当に。 「なっちゃん!!すごいぞ!見ていてくれてるよな!」 エッセイ・随筆部門は1位。 その上のカテゴリの人文部門では7位。 人文部門か…
今日はクリスマス。 「クリスマス」by S 「あなたへ」 私はもちろん、今日は仕事です・・・。 昨日、クリスマスイブの祥光寺の日曜座禅会の時、 師匠の向令孝和尚(こっさん)は、「今日はクリスマスだから、クリスマスソングのメロディで般若心経やろう…
『ウィリアム・ブレイク』 存在 by m 『あなたへ』 今日は、私がとても大好きな詩をご紹介したいと思います。 この詩に出会ったのは20代半ばの頃です。 何かの本を読んでいた時に、この詩が載っていました。 作者のウイリアム・ブレイクについては、私は全く…
『あなた様へ』 2017 12月22日 職場から見える「冬至の凄過ぎる太陽」byS ※どうなってんのよこの光具合。 『ありがとう、八百万や(やおよろず)の神たちよ』 (読んでくれてる「あなた」の事よ) 短期集中型で、すぐに飽きてしまって、ムラが激しく すぐ…
『禊殿(みそぎでん)』 「また会いに来るよ」by S ドドドドという地響きが聞こえ、目が覚めた。 『なんの音?ここはどこだっけ?雨の音?』 すごい強い雨だ、昨日のスコールの様だ。 意識は覚醒し、現実を理解した。 朝だ。 そうか、お告げはなかったな…
『なんにもありはしないのか』 「川からかすかに見える禊殿~見ているのはわたしだ」bY S もうじき、日が暮れる。 私は、川の反対岸にうっすらと見える赤い建築物の『何か』に向かって、 『明日、会いに行くから』と呟いて立ち上がった。 川沿いを歩きながら…
『旅立ちの日』 Instagram 行動だけが人生かい?空海/弘法大師 手植えの大銀杏(いちょう) by S 朝早く出発したが、都市部の駅は混雑していた。 電車を乗り継ぎ、AM11時過ぎに大和八木駅で降り、レンタカーを借りるため予約した店舗を探した。 予約してい…
「旅立ちを決めよ」 「よんでいる」by S やっぱり本当に存在してる! さっきのは、夢じゃなかったんだ。 場所は・・・奈良県吉野郡天川村。 奈良県か・・なんとか行けるだろう。 「よし、今週末、行ってみよう。」 私は迷うことなく決断した。 普段は出不…
10月5日不思議な声~天河神社が呼んでいる。 「20161008天河大辯財天社」byS 10月5日 夜明け前。 彼女が私に会いに来た「あの日」から、 ちょうど一か月経った、明け方。 無意識だった世界に うっすら意識が入り込む瞬間がある。 夢と現実の狭間。 意識と…
あなたに触れてみたかった。 『地球の守り神』 by H・U 私は本を読む事を始めたのは、20代の頃です。 本は「自分が生きるため」に水を飲む様に読んだ時期があります。 遅いですよね。 最初に白状しますが、私は勉強は全くできず、興味も持てず、 『劣等生…
仕事のスタンス 「わたしのスタンス」byS 第3部終わりました。 皆様。如何でしたでしょうか? いやー希望のない、なんて暗い物語・・・・。 みなさん、本当に読んでくれて嬉しいです。 私は皆さんに白状しなければなりません。 今まで私は、フェイスブッ…
なげきかなしむ(悲嘆の日々) 「どこにもいけないよ」 byS 葬儀が終わってから、1か月間 私は魂が抜けてしまった様な日々を過ごした。 仕事は辞める事を決めていた。 これ以上、「命」と向き合うのが怖いから。 何より私がまた相談を受ける事で、 また…
『今度は俺が約束を果たす番』 「また会おう」by S 葬儀は粛々と進んでいった。 お経をあげて下さった和尚様は、退出の際に、涙を静かに流されていた。 そして、一通りの儀式が終わり、出棺の準備へと入った。 私はそれを見つけると 心が落ち着かなくなっ…
『綺麗だよ』 誰にも見られないように、そっと手を握った。 「似合う花は」by s 私は彼女のお母さんに、どうしても伝えたい言葉があった。 朝の出来事があったため、心は思ったよりも強くはあったが、 葬儀場に近づくと、恐れの思考が湧き出した。 葬儀場…
『誕生日』 『あいしています』by k s 夜明け前 何か温かいものに包まれている感覚で、ふと目が覚めた。 私に対して、優しく温かく、 まるで木漏れ日の様な光が、私に注いでいるのを感じた。 昨日寝る前は、明日、目を覚ます事に怯えていた。 しかし実際に、…
『命を繋ぐ理由』 「つながっている」 byS ICUの看護師さんの献身的な働きもあったのでしょう。 私たちの「戻ってきてほしい」という願いで悩んでいたのかもしれない。 理由はどうあれ、彼女は命を繋ぎ続けた。 別の同僚を病院に連れて行った帰り道、 …
『いい夢見てるの?』 「あなたに」by S 2~3日と言われた彼女の命は頑張り続けた。 私は魂が体に戻る事を信じ、命がある間に、少しでも多くの人に、 彼女に「戻っておいで」と声をかけてほしかった。 そうする事で、彼女がこの世界に戻ってくる気持ちに…
「頑張らない」と「頑張る」 ※「富士山に会いに行かなくちゃ」 by K・Y 今日も感じる事がありましたので・・・・ 物語は、明日からまた再開予定です。 言葉や想いの閃きは一瞬。 それを逃すと、まるで煙のように、二度とつかめなくなります。 意図よりも…
俺もそうなりたい 「光はわたしの手の中に」byM 今日は物語の続きではありませんのであしからず。 先日、名古屋からの帰り道 私の胸を打つ出来事がありましたので、記憶があるうちに記します。 私は忘年会が終わり、22時頃、自宅に帰るため電車に乗ってい…
『罪と罰』 ※「私の心に映る世界」byM その日から私はこの世界に存在している事だけで精一杯だった。 食事? 仕事? 家族? 生きる? 何故だっけ? 理由は? 覚悟なんて、何一つ出来ていなかったのだ。 『俺が原因だ』 『罰を受けなければならない』 とい…
『ごめんなさい、ぜんぶ、おれのせい』 ※「哭く(なく)」by F 病院の玄関を出て、 駐車場に向うと、 なっちゃんのお父さんと出会った。 私は、以前から彼女のお父さんが大好きだった。 お父さんは、言葉は少なく、寡黙。不器用で男らしい。 しかし、優し…
もどっておいで ※「旅立ちの前」 by M 電話をおいて、 すぐに病院に向った。 何も考えないようにして、集中治療室まで走った。 集中治療室の入り口に立ち、息をのむ。 乱れた呼吸 破裂しそうな心臓 震える足 落ち着かせるために、深く息を吸い込み、そし…
彼女の勇気 ※「ハナミズキ」by S 意図せず写真を撮ると偶然美しい光が入る事があります。 彼女と別れてから、私は妙な気持ちだった。 やる事はやった。 出来るすべてはやった。 全てのリスクを想定して、覚悟をもって向き合った。 何があっても悔いはない…
※方広寺からのご来光。光が溢れ出す美しい光景でした。 ※まるで絵画のように、窓から見える紅葉。(下は本物の絵画) 一生懸命説明してくれる、向 令孝(むかい れいこう)和尚。 通称「こっさん」。浜松市祥光寺住職。臨済宗方広寺派元教学部長。 若々しい…
「あなたへ」 ※ 「釣りを愛してやまない父から~西伊豆の風景」 by sige 第一部まで書き終えました。 想像以上に、仕事に近い感覚で書いています。 物語を書き終えたら、筆をおき、またいつもの日常に戻ろうと今は思っています。 ただ、最近、私の心に…