「あなたへ」
「出雲大社 参道」byS
さて、さて。
前回の記事。
「五蘊盛苦 」
なんぞ、難しいテーマに挑んでしまい。
一応は書いたのですが、
お目汚しではすまない内容になりましたので、
記事をUPするのは保留となりました。
どうもダメですなー。
さあ、さて。
2019年1月も早くも半ばを過ぎましたね。
本当に時間の流れが早く感じます。
正月明けに、社会生活に再び臨む際、
私の心は非常に臆病な心持でした。
どうして、
自分はこんなにも弱いのだろうか?
と唖然としながら、1月の空を見上げました。
1月の冷たい風。
高く昇って行く太陽。
臆病な心を抱えたまま、
歩き出しました。
『10年経っても変わらんな』
と相変わらずの己に失笑です。
『沢山の景色を、沢山の感情を、
これでも乗り越えて来たんだ。』
と自分を励まし、職場に向かいました。
『強くなりたい』
とい想いは消える事はありません。
あんなに臆病な心も、
2週間経つとまた変化しています。
いろんな「わたし」が、
この体を出たり入ったりしている様です。
勇気のある自分。
世界を恐れない自分。
余裕のある自分。
そんな自分を私は好きですが、
そんな自分はめったに出会えず。
恐れる自分。
不安な自分。
そんな自分に出会ってばかり(笑)。
その心は、
私以外に知る事はないのです。
誰にも見る事は出来ません。
きっと、
淡々と生きている様に見えるでしょう。
今日、太陽が雲で覆われた、
灰色に光った空を見上げました。
そして、
道を歩きなが想いました。
この「自分」というもの。
わたしには止めようがない。
どんな自分が出てくるか、
コントロールも出来やしない。
そうで、あるなら。
今、背筋を伸ばし。
胸を張る。
呼吸を深くして、
堂々と歩く形をしました。
心は臆病なままである事を、
そのままにして、
いまの私に出来る精一杯の、
強い在り方を表現しました。
自分に出来るせめての抵抗です。
その時、
強さとは、
そのような事を指すのではないか。
と思いました。
また数十分後には、
猫背の自分に戻ってましたが(笑)
朝、太陽が昇るのは、
とても勇気づけられる様な気がします。
さあ、あなたも元気で在ります事を。