わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

ミヒャエル・エンデ(2)

「あなたへ」f:id:sintamsc:20190413161411j:image

モモ  

ミヒャエル・エンデ作  大島かおり訳    岩波少年文庫

町はずれの円形劇場あとにまよいこんだ不思議な少女モモ。町の人たちはモモに話を聞いてもらうと、幸福な気もちになるのでした。そこへ、「時間どろぼう」の男たちの魔の手が忍び寄ります…。「時間」とは何かを問う、エンデの名作。

 

今日、

 

移動中に時間を見つけて、

 

改めて読んでみましたが、

 

やはり素晴らしい作品でした。

 

時間について、

 

生きるという事について、

 

豊かさについて、

 

想像力について、

 

友情について、

 

沢山感じるものがありました。

 

また要所要所に、

 

これまた深い言葉がさりげなく置いてあるのです。

 

それを子供が読めるような文章で、

 

書かれているのですから・・・。

 

まさに才能ですね。

 

この作品は1973年発表されました。

 

今から45年前に書かれた事になります。

 

私は読んでみて

 

大変驚愕しました。

 

その物語内容は、

 

まさに現代社会の本質が、

 

見事、

 

予言の様に描写されているのです。

 

どうなってんだ!?

 

その書かれた経緯が、

 

作者のあとがきに書かれており、

 

非常に意味深なのです・・・。

 

作者のみじかいあとがき

 

白状しますと、

 

この物語は私が人から聞いたのを、

 

そのまま記憶通りに書いたものだからです。

 

中略

 

私が長い旅に出ている時の事でした。

 

ある夜、汽車で1人の奇妙な乗客と同じ車室に乗り合わせました。

 

奇妙と言ったのは他でもありません、

 

およそ年齢のさっぱりわからない人だったからです。

 

中略

 

いずれにしてもこの人がその夜の長い汽車旅の間に、

 

この物語を話してくれたのです。

 

中略

 

「わたしはいまの話を、」とその人は言いました。

 

「過去に起こったことのように話しましたね。

 

でもそれを将来起こることとしてお話してもよかったんですよ。

 

わたしにとっては、

 

どちらでもそう大きなちがいはありません。」

 

その人は次の駅で多分降りたのでしょう、

 

しばらくして私が気づいた時は、

 

車室の中は私1人きりでした。

 

残念なことにそれ以来、

 

二度とこの話し手に出会いないままです。

 

うーむ、

 

非常にミステリアスで、 

 

妄想が膨らむような文章です。

 

一体、これも物語の一部なのか?

 

はたまた、実際の出来事だったのか?

 

その真実は分かりませんが、

 

物語にしては、

 

あまりにも正確に、

 

今後展開されていくであろう、

 

社会の方向性が正確に描かれています。

 

あとがきに出てくる、

 

奇妙な乗客は、

 

これからの世界にもたらされるであろう、

 

計画を事前に知っていたに違いありません。

 少々、大袈裟に書いとります(笑) 

 

 つづく