わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

私が受けた内観研修所(気づきの研修所)

気づきの研修所 2022(入り口前)

 

私が内観研修を受けた研修所から、

快く掲載の許可を頂きましたので、

ご紹介致します。

 

私が内観を行った研修所は、

あの厳島神社のある宮島にあります。

 

 

研修所(気づきの研修所HPより拝借)

 

 

 

宮島研修所 – 気づきの研修所

観光地の宮島とは真反対側になり、フェリー乗り場からは、山道と海岸線を歩いて、2時間半から3時間位かかる距離があります。(後半、自動車の通れる道はありません)研修所の周囲、数キロメートル四方には人は住んでおらず、昼間、海上で作業されている漁師さんたちが居なくなると、人気はなくなります。研修所への渡航は自家用船によって行うしかなく、昼間、明るい時間でないと渡れません。(冬時期は、夕方5時以降は暗くなります)

 

私の場合、

広島駅からJR大野浦駅という所で電車を降り、

船江さんと待ち合わせしました。

そして、港まで少し歩き、

そこから船江さんの自家用船で研修所に向かいました。

「ああ海を渡るのか!」

と塞いでいた心が解放される様でした。

 

風をきって船は進む。

青い海と空。

気持ちがいい事。

船で到着 
「ここから変われるだろうか」

おっと、船江さんというのは、

気づきの研修所の主催者の方です。

何とお呼びすればいいのか分からず、

(ブログでも面接者・面接官と書きました)

私は「船江さん」とお呼びしていました。

 

私は大野浦駅の2階から、

9日間ご一緒する、

船江さんは一体どんな方だろう?

と少し緊張したのを覚えています。

 

駅周辺には何人か人が居ましたが、

歩いてくるあの人が、

船江さんに違いないと何となく直感し、

近づくと正解でした。

 

自然体でとても落ち着いた印象の方でした。

 

船江さんのプロフィールをご紹介致します。

主宰者プロフィール – 気づきの研修所

船江さんプロフィールHPより拝借

島に到着し船を降り、

森の中を歩きます。

 

研修所の周囲に人は住んでおらず、

電気ガス水道も通っていません。

 

研修所についての詳細は、

宮島研修所 – 気づきの研修所

にHPに詳しく書いてありますので、

参考にしてください。

 

私はもともと野人なので、

環境面は大概のところは、

適応出来ます。

 

ですから、

あまり他者には参考になりませんが、

私においては研修での日々の生活は、

電気ガス水道がなくとも、

ほとんど不便を感じませんでした。

 

与えられた部屋は清潔で、

温かみがあり、

充分快適でした。

 

部屋に飾ってある、

苦行を極めている、

お釈迦様の苦行像の写真に

何度も励まされました。

 

夏場だったので、

川の水を引いた洗面台で、

眠気や集中力が欠ける時に、

1日10回は水浴びして、

気合いを入れ記憶の海に潜りました。

 

希望があればお風呂も炊いて下さる様です。

 

人が周囲にいない環境なので、

私は時々、全裸で移動していました・・・

 

ただトイレが多少離れた場所にあるので、

夜などは少々面倒でした・・

 

さて、食事ですが、

ほんとうに美味しいです!!

 

食器から盛り付けなど、

シンプルですが、

禅的な美しさすら感じます。

 

基本的に肉などは使わず、

野菜や玄米や麺など、

健康的な食をこうして、

改めて食べる機会はありませんでしたが、

「こんなに美味しいものか!」

と静かに感動しました。

 

断食後の食事といったら・・・

 

食事って

お祭りなんだ!!

だと思いました。

食事ってこんなに刺激的で、

色豊か事なんだ!

と接心以来の感激です。

 

さて、

船江さんの過ごす場所と、

私が過ごす場所は少し距離があるため、

船江さんをお呼びする時には、

フライパンの様な鐘を、

棒で叩いてお呼びします。

 

ガンガンガンッ!

その音が周囲に響き渡ります。

 

船江さんが外で作業している場合でも、

私の呼び掛けに応じられる様にです。

 

鐘を鳴らす事。

これが最後まで慣れずに、

呼ぶ際には申し訳ない気持ちになりました。

 

船江さんの研修所では、

研修者の時間に合わせてもらえるので、

私が3時に起床し内観を終えた際も、

鐘を鳴らして、船江さんをお呼びしました。

昼夜問わず数分もすれば船江さんが面接に来てくれました。

 

すごい事です。

いつ、何時も、対応して下さるのですから。

なかなか出来ない事だと思います。

 

また私が望む結果を得られる様に、

真剣に船江さんもアドバイスをくれました。

私も真剣にお話を伺いし実践しました。

また船江さんが経験されたお話も、

大変興味深く参考になりました。

 

施設の周囲は自然です。

水の流れる音。

虫の音。

 

夜トイレに行った際には、

柵越しに雄鹿が目の前にいました。

 

また浜辺を歩いた際には、

が走っていくのを見かけました。

また様々な昆虫も。

 

私は幼い頃に昆虫に夢中になった時期あったので、

図鑑に載っていた昆虫を見つけて、

興奮しました。

 

おそらく一般的な内観研修所の環境とは、

異なると思いますが、

私にはとても相性がよい環境でした。

 

私の様に集団行動が苦手な者にとって、

完全に個別での対応は本当に気が楽でした。

 

内観研修の費用も、

一泊で食事付きである事や、

昼夜なく対応して下さる事を考えれば、

充分良心的な費用設定だと思います。

長期になればその分お得になってゆきます。

 

また、

内観研修だけではなく、

・瞑想

・ボディーワーク

の研修も可能というのが、

他所にはない魅力です。

 

ご興味があれば、

是非ホームページでご確認ください。

awarenessism.jp

実際の雰囲気などは、

研修体験記 – 気づきの研修所

に詳しく書かれています。

 

私が受けた内観研修所の

ご紹介は以上です。

 

吉本内観への旅①(人生の地下工事) - わたしからあなたへ

吉本内観への旅②(悪人への気づき) - わたしからあなたへ

吉本内観への旅③(私のくびき) - わたしからあなたへ

吉本内観への旅④(幻想) - わたしからあなたへ

吉本内観への旅⑤(記憶の海底) - わたしからあなたへ

吉本内観への旅⑥(悪の暴露) - わたしからあなたへ

吉本内観への旅⑦最終回(内観について) - わたしからあなたへ

内観への旅⑧番外編(ウイルスの発見) - わたしからあなたへ

背伸び100パーセント - わたしからあなたへ

 

「あなたへ」

※23日に書いたものです。

 

今日は秋分の日です。

この日は、

旅をする予定をしていたのですが、

前日に長女の部活の試合があり、

送迎をしないと行けない事が判明したため、

残念ながら中止となりました。

 

試合会場まで往復44キロの運転をし、

せっかくなので、

地元の温泉に入り、

地元の神社で手を合わせて来ました。

また、

イセの朝夕の散歩にゆき、

リビングの掃除機をかけ、

ソクラテスの弁明を聞き、

夕寝をしました。

 

9月に入って季節の変わり目もあり、

体が重い・・

心の具合も曇りです。

でも、そのわりには頑張りました。

 

さあ、夕食作るか・・・

めんどくせー。