わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

もっと優しくしたかった

 「どうか神様もう一度」

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 「流れ」byT

 

 
本当は受け止めてあげたかったのでしょう。

 

本当はもっと優しくしてあげたかったのでしょう。

 

本当はもっと理解してあげたかったのでしょう。

 

出来ればもっと、笑顔を見せて、感謝を伝えたかったのですね。

 

そう心から思っていたのですね。

 

本当にそんな気持ちだったのですね。

 


悔いが残ります。

 

ええ、悔いが残ります。

 

残念でなりませんね。

 

私も残念です。

 

 

魂に刻まれるほどの、

 

深い深い悔いがあります。

 


それを取り戻せない

 

後悔が、

 

悔しさが、

 

自分の心を燃やすように憎悪します。

 

 

自分を責めていることでしょう。

 

何度も何度も、

 

絶え間なく自分を責め続けていますね。

 

 

それは呼吸をする程自然に。

 

 

自分の心をナイフで、何度も切り刻みます。

 

 

あなたの心は、

 

もう充分真っ赤に染まっていますよ。

 

 

ああ、なんてかわいそうに。

 

どんなに痛いことでしょう。

 

 

あなたが、自分で心を傷つける前に、

 

あなたの心はもう深く深く傷を負っていたというのに。

 

それでも尚、

 

あなたまで心を傷つけてしまうんですね。

 

悲しいです。

 

あなたの心がかわいそうでなりません。

 

 

あなたの心は、

 

あなた以外には守れないというのに。

 

 

心にとって、

 

あなただけが、この地上で唯一の頼りです。

 

それはまるで無垢な赤ん坊を傷つけるようなものです。

 

その無垢な瞳はそれでも尚、

 

あなたを最後の最後まであなたを見つめ、

 

あなたを信頼し、全てを預けているのです。

 


それでも、

 

あなたは自分の心を切り刻む事を

 

止めることが出来ないのですね。

 

 

私の声は届かないでしょう。

 

聞こえていても、

 

止められないのでしょう。

 


泣きながら、

 

心を傷つけているのですね。

 

 

でも私は少しだけ知っています。

 

 

痛みが唯一、

 

痛みを相殺出来る事を。

 

 

痛みが痛みを癒やす事がある事を。

 

 

そうやって、痛みと痛みをぶつけ合いながら、

 

心を真っ赤に染めながらも生きてくれているのですね。

 

本当にありがとう。

 

命を賭して、生きてくれていて。

 

 

私は必死で生きているあなたに、

 

心から敬意を抱きます。

 

 

あなたの気持ちを察すれば本当は何も言えませんが、

 

私は敢えて伝えさせて頂きます。

 

 

あなたが痛くて悲しいです。

 

とても。

 


本当はもう充分なのです。

 

それ以上自分を傷つける事はないのです。

 


何故ならば、

 

あなたは悪くないのですから。

 


あなたは、沢山の優しさがありました。

 

私はそれを知っています。

 

けれども、

 

いざ相手と対面した時、

 

相手の反応は、

 

あなたにとって悲しいモノばかりでした。

 

言葉が、

 

態度が、

 

理解が、

 

行動が、

 

あなたが思い描いたものではなく、

 

あなたを傷つけるものばかりでした。

 

 

そんなあなたの心は自動的に、

 

沢山の悲しい感情が生まれました。

 

怒り

 

悲しみ

 

嘆き

 

裏切り

 

不信

 

そんな悲しい感情で心は満たされてしまい、

 

溢れ続ける悲しい感情は、

 

責める様に相手に向かってしまいました。

 

あなたは、あなたで守るものがあり、

 

あなたも、生きるために仕方なかった事なのです。

 

私達は誰もが必死で、

 

精一杯の中で生きています。

 

優しい心を抱いても、

 

あらゆる局面に出会ってしまえば、

 

思いがけない言動が自動的に溢れてしまうものなのです。

 

それを責める事は出来ないと思うのです。

 

でも、

 

深い後悔があるのですね。

 

あの時、あんな言葉をかけてあげれば。

 

あの時、もっと話を聞いてあげれば。

 

あらゆる後悔に包まれているのですね。

 

時を戻してあげたいものですが、

 

それは、誰にも叶いません。

 

それは「生」を生きる者の宿命です。

 

時の流れが逆流する事はありません。

 

その流れはもう彼方に流れてゆき、

 

今はもう海へと還ってしまいました。

 

 

私達が出来る事は、

 

更なる後悔を増やさない事です。

 

あの時こうすれば良かったという後悔を、

 

最小限に抑える事だけです。

 

何をしても本当は後悔はするものなのです。

 

この選択も、

 

あの選択も、

 

どの選択をしていても後悔は起きた事でしょう。

 

私達はそれが分からないだけなのです。

 

今日も、川は流れ続けます。

 

今、この時を見逃してしまえば、

 

川は彼方に流れ去ってしまいます。

 

 

どうか、この瞬間の川の流れに、

 

私達がベストを尽くせますように。

 

今、存在している人々に対して、

 

どうか、私達がもっと優しく出来ますように。

 

相手に手渡せるのは、

 

「今」だけ、一瞬だけの、

 

流れの中にしかないのですから。