わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

おじいちゃんが呼んでいる(12)最終話

 『てのかみさま』

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 『ひかりのこうずい』by S

 

前回の物語↓

sintamsc.hatenablog.com

 

九頭龍社ぁ・・・

 

今から戻るか!?

 

一瞬、

 

頭髪が凍りついた馬オジサンは、

 

そう反射的に考え、辺りを見渡した。

 

馬オジサンとは?

戸隠奥社参拝後に、

はははーと笑いながら、

猛烈な速度で馬走りで下山する

ぞっとするオジサンの事である。

おじいちゃんが呼んでいる(11) - わたしからあなたへ

 

太陽はもう沈もうとしていた。

 

辺りは暗くなり始めている。

 

いや、それは無理だ・・・

 

俺はトボトボとスタート地点である、

 

鳥居をくぐった。

 

わたし

「ありがとうございました・・・

 

 くずりゅうしゃ・・・」

 

と力なく呟いた。 

 

 

九頭龍社に参拝してないのに、

 

御朱印だけもらった馬オジサン・・・

 

・・・・

 

癒し旅の2人の到着には、

 

まだ相当時間がかかるだろう。

 

雪も降り続けているので、

 

あそこに見える、

 

お店にでも入って暖をとろう。

 

俺はそう考え、

 

「おー寒い寒い」

 

凍り付いた髪をガシガシ触りながら、

 

お店を目指した。

 

さあ、温かい飲み物でも頼もう。

 

お店に入ろうと思い、

 

何気なく看板を見ると

 

 

閉店~17時まで

 

 

ぐぬっ!

 

こ、このやろ・・

 

ははは・・・。

 

ふふふ・・・。

 

はは楽しいなあ今日も・・。

 

 仕方なく、

 

自動販売機で温かい飲み物を購入し、

 

俺は雪降る外で待つことにした。

 

 

すると、思いがけず

 

やっちゃん 、もえちゃんが視界に入った。

 

おーう?こんな早く到着するとは・・・

 

と俺は驚きを隠せなかった。

 

そして、癒し旅メンバーは合流した。

 

俺にはどうしても2人に、

 

確認せねばならない事があった。

 

わたし

俺!

 

 九頭龍社行ってねーよ!」

 

2人

「え?行ってないんですか?

 

 横にあったのに・・」

 

わたし

!?

 

 まさか・・ 

 

 お前らも行けてないよな?」

 

もえちゃん

「え?行きましたよ、

 

 まさか、

 

   行ってないんですか?」

 

ゲホっ!

 

 え?まじ?

 

 俺だけなの?

 

 行ってないの?

 

 ぐはっ!

 

 どこにあったんだぁー!

 

 一番行く気満々の俺が、

 

    行けなくて、

 

 2人は行けたのかぁー!

 

 ぐあーー!

 

後日談

しんちゃんがぱーっと駆けて行って、

すぐ小さくなって見えなくなりました。

私達が走ってる時に、

「しんちゃんいないね〜、

 空に飛んでったのかな〜、

 龍に乗ってたのかな〜」

みたいな話を2人でしてました。

 

私達が九頭龍社を行った事を知った時の、

しんちゃんは本当に絶望していました(笑)

「あんなトコまで行ったのに!

 まじかよぉぉー」と絶叫し続けていました。

byもえちゃん

 

ええ、

悲しみの叫びが、

森に吸い込まれていってました。

byやっちゃん

 

ははは、楽しいよね。

 

俺はさ、

龍に乗っているどころか、

九頭龍にも行けず、

笑って走る馬オジサンだったんだぜ・・。

 

2人に話を聞いてみると、

 

・九頭龍社は積雪で見えにくい、

    場所にあったとの事。

 

・てっきり俺も行ったと思っていた事。

 

・下山の際、最初は

 

 おっかなびっくりで歩いていたが、

 

 その内、足も軽くなって、

 

 走るのが気持ちよくなって、

 

 駆け降りて来たとの事。

 

なんだ?

 

2人もそうだったのか。

 

不思議なもんだ・・。。 

 

時間はすでに、

 

17時を、

 

ゆうに過ぎていた。

 

戸隠神社、残りの3社を参拝する事は、

 

時間的に不可能であった。

 

ハッ!

 

そうだ、あの時、

 

まだ奥社がこんなに大変だと知らない時、

 

俺の直感が

 

奥社に行くべし!

 

感じた事は正解だった!!

 

 俺スゲーじゃん・・・。

 

戸隠神社の旅は、

 

これにて完結だ。

 

癒し旅メンバーは車に乗り込み、

 

なんか、

美味いもん食いにいこぜ!

 

 と、やっちゃんの車は出発した。

 

私達は車の窓から、

 

戸隠の流れる風景を見つめていた。

 

太陽が落ちてゆく。

 

車はトンネルに入っていく。

 

わたし

「戸隠神社、

 

 半端じゃなかったなー。

 

 岩戸を開いた神様だから、

 

 この世界も、

 

 岩戸開きしたんじゃねーか(笑)」

 

そんな冗談を言ってた時、

 

車はトンネルを抜けようとしていた。

 

その時、

 

ひかりが!

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車の窓から突然、

 

神々しい光が車内に向かって、

 

流れ込んできた。

 

その神々しい光は、

 

まるで、

 

溢れるひかりの洪水の様に、

 

私達に流れ込んできた。

 

うわー!

 

ななな、なにこれー!

 

あまりの神々しさに、

 

私達は絶句した!

 

こんな光・・・

 

初めて見た・・・

 

わたし

「これってマジで、

 

 岩戸開きみてーじゃん・・・」

 

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溢れんばかりの神々しい光は、

 

まるで新しい世界を照らすかのようだった。

 

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なんて美しい光景だろうか・・

 

 

私達はその美しさに圧倒された。

 

 

そんなに感動しても腹は減る・・・。

 

 

さて、晩飯は何にすっか?

 

何々?この町はジンギスカンが有名らしいぞ!

 

おし!

そいつを食いに行こうぜ!

 

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うめー !

 

これうめーよ!

 

ジンギスカンって、

 

こんなに美味かったのか!

 

俺は猛烈に感動した。

 

御馳走様でした!!

 

 

そして車は家路に向けて再び走り出した。

 

ありがとうな、やっちゃんよ。

 

 

空は完全に日が落ちて、

 

美しい星々が瞬いていた。

 

俺は今日の旅を振り返っていた。

 

はじまりはおじいちゃんの夢。

 

おじいちゃんのおかげで、

 

おばあちゃんにも無事会えた。

 

おじいちゃん、

 

本当にありがとう伝えてくれて。

 

天河でおみくじを引いた、

 

やっちゃんのおかげで戸隠神社。

 

なっちゃんの心配の的中。

 

奥社の思い出深い体験。

 

九頭龍社ぁ・・・

 

光の洪水

 

ジンギスカン

 

ああ、なんて

 

素晴らしい旅だったろうか。

 

その時、

 

ハッと思い出した。

 

戸隠神社に行く事を伝えていない前日に、

 

なっちゃんのお母さんから頂いた、

 

不思議なメッセージ。

 

あれ?そういやなんだっけ?

 

俺は携帯でメッセージを確認した。

 

「あなたを守りますよ 

 

 あなたを守りますよ

 

 あなたを守りますよ

 

 あなたを守りますよ

 

 手の方に行きなさい

 

 手の方に行きなさい

 

 手の方に行きなさい

 

 あなたの力になりたい

 

 極めつけは明日

 

!? 

 

ちょっと待てよ・・

 

今日参拝した戸隠神社の神様は、

 

天手力雄命(手力雄命)

 

た(手)ぢからおのみこと

 

!!

 

手の神様じゃん!!

 

うおーすげー!

 

俺達、

 

手の方に行ったじゃん!

 

ちゃんと、

 

手の神様に、

会いに行ってるじゃん!!

 

うおー!すげー!

 

 

オジサンは、激しく興奮していました。

 

しかし、家に辿り着き、

 

御朱印帳に九頭龍社の御朱印を見た時、

 

ちょっぴり苦いビターな味わいが、

 

おじさんの心に、

 

それは深く深くひろがったそうです。

 

 

おじいちゃんが呼んでいる 完

 

 前回の物語を読む方は

おじいちゃんが呼んでいる(11) - わたしからあなたへ

 

 「あなたへ」

 

 いやー無事完結致しました!!

 

 こんなに長編になると思いませんでした。

 

如何でした?私の珍道中は?

 

久しぶりに8時間の労働を終えてから、

 

夢中で3時間くらい毎日頑張りました。

 

しかも!

最後あなたへを書いてる時に、

 

ネットが当然切れて、

 

後半部分書き直し!

 

ぐあー!

 

 

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