『あなたへ』
「阿蘇 草千里」 by sige
幼い頃から、
自分の独自のペースと世界観があり、
一人で過ごす事が好きでした。
幼稚園の時の1人で砂場、
昆虫の幼虫を探すのに夢中で、
ひたすら、
スコップで穴を堀り続けていました。
私が5歳の時、初めての友人が出来ました。
歩いて10分ほどの町内に住んでおり、
彼はその町内同士の友人と
サッカーをしていました。
友人
「今日遊ぼうよ」
私
「うん」
友達からサッカーを、
誘われて参加するのですが、
つまらなくて死にそうでした。
しかし、
彼は今でも繋がりがあり、
大切な親友です。
私は一人で過ごす事が好きで、
集団行動が苦手。
だから、
よく友人達の団体競技の遊びの誘いを、
断ったものです(笑)
しかし、
不思議なもので、
私は幼い頃から友人に恵まれてました。
何故だろう?
あんなに人付き合いが悪いのに・・・。
好き勝手マンでしたから。
その不思議現象は未だに続いています。
学生時代は、
友人達が自宅に集まり過ぎ、
親は対応に苦慮していました。
私にとって、
友人は当たり前の様に、
与えられていたので、
「友人が欲しい」と
欲した記憶があまりありません。
ただ、
友人の数がいくら多くとも、
友人と言う形式であって、
自分の心と相手の心が通い合う様な、
存在はわずかなものでした。
私は心の通える友人が、
世界にたった一人いたら、
それで充分だと思っています。
私は幼い頃、
特に昆虫が大好きでした。
雑草の生えた草むらを、
しゃがんで、ジッと眺めていると、
アリやカマキリが地面を移動をしています。
それを見ているのが楽しかった。
夏になると、虫網を持って、
ひたすらセミを捕まえに行きました。
捕まえるポイントは大抵、
決まっていたので、
友人たちが、
「しんちゃん、やっぱりここか?
見つけた!」
と私を捕まえにきました(笑)
私の町は、
カブトムシなどほとんど
いない様な環境でした。
しかし私はバカだったので、
街路樹の葉が揺れると、
『カブトムシかもしれない』と、
慌てて虫網を家から持ってきて、
街路樹を覗き込むと
大抵スズメ、
悲しくなりました(笑)
つづく(いつか)
さあ、今日は金曜日。
空がとっても美しい青。
あの青い広い空間が、
私の心の中にあるのだと信じて、
今日も生きていきます。
すばらしい1日を!!
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