「茅の輪」byS
本日、全国の神社では、夏越の大祓という伝統行事が行われました。
大祓は、我々日本人の伝統的な考え方に基づくもので、常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむよう、自らの心身の穢れ、そのほか、災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。
この行事は、記紀神話に見られる伊弉諾尊の禊祓を起源とし、宮中においても、古くから大祓がおこなわれてきました。中世以降、各神社で年中行事の一つとして普及し、現在では多くの神社の恒例式となっています。
年に二度おこなわれ、六月の大祓を夏越の祓と呼びます。大祓詞を唱え、人形(人の形に切った白紙)などを用いて、身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅や藁を束ねた茅の輪を神前に立てて、これを三回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えます。また、十二月の大祓は年越の祓とも呼ばれ、新たな年を迎えるために心身を清める祓いです。
禊の様な大雨が降り注いだ日でもありました。
節目と節目までの期間。
あの時の祓いの風が、
ここまで強烈に吹くとは知りませんでした。
抱えていたモノを根こそぎ、吹き飛ばされました。
いえ、本当に大切なものはしっかりと残され、
力強く育ったのです。
そして、ようやく節目までたどり着きました。
勇気を出して、前に進みました。
禊は終わった。
嵐はもうない。
事は終わった。
おだやかに。
ついにここまで来た。
一歩、一歩。
ここに来た事の意味深さよ。
さあ、明日からは令和2年7月。
新しい始まりです。
私を運んでくださって、ありがとう。
私に繋がる全ての人が、
沢山の喜びと笑顔に包まれます様に。