わたしからあなたへ

「ブログかけ!」というお言葉を頂きましたので、恐れ多くも挑戦中です。私に起きた不思議な物語の第1章を無事書き終える事が出来ました。しかし不思議な流れは力強く私を運び続けています。「あなた」が目に映る世界が苦しいと感じるのであれば、その心を「ほんの少し温める」一助になれば幸いです。泣いて笑って共に世界を味わいましょう。

香取神宮への旅②

『経主神(フツヌシノカミ)』

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『フツヌシノオオカミ』

 

すべり込みセーフ!

 

ん?

 

あの時、もしトイレが空いていたとしたら、

 

その個室で俺は新しい戦いが始まって、

 

長い時間がかかったかもしれん。

 

そしたら多分バスに乗れなかった。

 

 

どこのどなたか知らんが、

 

あのトイレが使えなかったおかげで、

 

多分俺はバスの時間に間に合った。

 

 

最悪だな!という、展開も、

 

最善の展開に導くものだとしたら?

 

全ての現象が、

 

その最善のために起こってるとしたら?

 

どんな最悪の展開に見えても、

 

最善が起きてると確信出来たのなら、

 

人生は変わる。

 

俺はもう、その中にいる。

 

そうだろ?いい加減に認めろ。

 

 

 

はいっ!妄想おわり。

 

 

リー

『しんくん!もう完全ダメだと思ったよ。

 あ、完全終わったと思ったよ。

 でもね、

 しんくんだから奇跡は起こると

 信じて待ったよ

 でも、しんくんいつもギリギリ登場は

 もうやめてねっ!

 昨日もそうだったじゃん』

 

すまんなー。

でも、ありがとうな。

いつも信じてくれて。

ありがとう。

 

 

バスは満席で、

リーと俺は別々の席に座った。

 

乗れたって事は、

きっと何かあるかもしれないな。

 

香取神宮まで、1時間。

 

その間、俺は香取神宮について学習した。

 

[香取神宮 | 千葉県香取市 全国約400社の香取神社の総本社]

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皆さんは、出雲の国譲りの神話をご存じでしょうか?
香取の御祭神 経津主大神(ふつぬしのおおかみ)は、この神話に出てくる神様です。

はるか昔、高天原(天上の神々の国)を治めていた天照大神(あまてらすおおみかみ / 伊勢神宮・内宮の御祭神)は、葦原中国(あしはらのなかつくに / 現在の日本)は自分の息子が治めるべきだとお考えになりました。
葦原中国は荒ぶる神々が争い乱れていたため、天照大神が八百万神に相談すると、天穂日命(あめのほひのみこと)がすぐれた神であるということで出雲国の大国主神(おおくにぬしのかみ)の元に遣わされましたが、天穂日命は大国主神に従い家来になってしまいました。次に天稚彦(あめのわかひこ)が遣わされましたが、天稚彦もまた忠誠の心なく、大国主神の娘である下照姫(したてるひめ)を妻として自ずから国を乗っ取ろうとし、天照大神の元に戻りませんでした。
このようなことが二度つづいたので、天照大神が八百万神にもう一度慎重に相談すると、神々が口を揃えて、経津主神こそふさわしいと言いました。 そこへ武甕槌大神(たけみかづちのかみ / 鹿島神宮の御祭神)も名乗り出て、二神は共に出雲に派遣されることとなりました。
出雲国の稲佐の小汀(いなさのおはま)に着いた経津主、武甕槌が十握剣(とつかのつるぎ)を抜き逆さに突き立て武威を示すと、大国主神は天照大神の命令に従い葦原中国を譲りました。
二神は大国主神から平国の広矛(くにむけのひろほこ)を受け取り、日本の国を平定して、天照大神の元へ復命されたのです。

 

日本書紀や古事記によって、

 

明らかに書かれ方が違う。

 

武甕槌様の方が現代では、

 

スポットライトがあたってるように思えるが、

 

俺は何か微妙な違和感を感じていた。

 

 

ふと、周囲を見渡すと、

 

リーは爆睡してる。

 

ありがとうな、

こんなとこまで付き合ってくれて。

 

 

鹿島神宮の旅に行ってから、

 

いや、旅の直前に、

 

鹿島神宮の対になる

 

香取神宮の神様。

 

フツヌシノカミが、やたら気になりはじめた。

 

わかりやすい導きは、鹿島神宮だったけれど、

 

本当の目的地は、

 

香取神宮の神様なのではないかという

 

理由のない感覚を覚えていた。

 

まあ、俺には正直よく分からん。

 

真実は俺が気になってるという気持ちがある。

 

という事。

 

それだけだ。それでいいだろ。

 

 

香取神宮までの道はわりと空いていて、

 

のどかな風景を眺めた。

 

 

千葉県と茨城県の県境まで行くなんて、

 

本当に意味不明だと俺自身も思う。

 

ただ突き動かされてるだけ。

 

前日まで85%行くのがめんどくさかった。

 

俺の性質上、普通なら絶対行かない。

 

でも、今回は何かある。

 

そんな気がする。

 

意味なんてなくても、

 

武道に憧れを持つ俺にとって、

 

武道の神様である香取神宮に行ける事は、

 

とても光栄な事だ。

 

 

東京駅の次の停車駅が、香取神宮だ。

 

もうじき1時間、つくな。

 

おじさん

『リー着くぞ、おきろ。』

 

と、リーを揺り動かした。

 

香取神宮に降りるお客さんは、

あまり多くはなかった。

 

 

さあ到着!

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青い空で気持ちいいなー。

 

人もさほど多くなく、

 

テンションがあがる!

 

11時か、空いてる内に昼ご飯食べちゃおう。

 

リーは鴨南ウドンなるものを注文し、

 

俺は、

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うん、年越し蕎麦だな。

 

うまい、うむ、蕎麦は最高だな。

 

ん?厄落とし団子?

 

厄年も終わるし、

 

ここは締めとこう。


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うん、うまいな!

 

ご馳走様さまでした!

 

美味しかった。

 

さあ、さて、

 

目指そう!香取神宮へ。

 

リー

『あー、良かった。

 なんか沢山お店もあるし、

 楽しそうだね。

 神社しかなかったらどうしようかって

 思ってたよ。』

 

ははは、そうだよなぁ。

 

俺も数年前まで、

 

神社なんて、

 

死ぬほど退屈な場所だったもんな。

 

子供の時なんて、一秒でも早く、

 

帰りたかったもんだ。

 

人は変わる。

 

さあ、見えたぞ。

 

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つづく

 

『あなたへ』

 

あけましておめでとう!

 

お誕生日おめでとう。

 

令和四年一月一日です。

 

 

前日の夜から坊主が、

 

『おとうさん、明日早く起こしてね

 ぼく、朝の太陽みたいんだ』

 

と言われていたので、

 

朝何度か声をかけたが、起きなかった。

 

前日の大晦日に年越し風呂!?

 

なるものを甥っ子と入っていたので、

 

明らかに寝不足だ。

 

おーい!太陽あがっちゃうぞー

 

と、身体に触ると、

 

坊主は、ハッ!として、

 

屋上に向かって飛び出した。

 

寒いからジャンパーを慌てて着させた。

 

 

坊主は、

令和4年の元旦、

 

登りゆく初日の出を見た。

 

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寒さに震えながらも、

 

その太陽の美しさに坊主は、

 

感嘆して言葉を発した。

 

坊主

『うーわーあ!

 

 きーれー!

 

 あけまして、

 おめでとう

 ございます』

 

と小さな頭を太陽にペコリと下げて、

 

再びダッシュで、布団に帰っていった。