わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

曲がって立つ樹の方が根っこはしっかりしている②(往復書簡)

 

2022年12月21日 中日新聞

 

真太郎くんへ

 

ブログありがとうございました。

 

まず感じたのは

 

真太郎くんと巡り合えて良かったと思ったよ。

 

貴兄の語彙、文章に接し

 

地に着いた志のない場所に

 

居るべき人材ではないと再認識。

 

 

直感で通じ感じる者とは、やはり時間と地の隔たりもないナ。

 

 

読破以上に完璧に深読みしてくれましたね。

 

同じ言葉や文章そこに付随される思惑と自己説得、

 

これらは読む人の経験や環境そして知見の相違にて

 

スルーされたり深く刺さったりもします。

 

「ネコと車椅子」を手掛けるにあたり苦労したのが、

 

ターゲット読者の絞り込みです。

 

 

家族に感謝がないもの、自分のことしか想えない人、

 

志なく志が強き者に屈するストレスを弱き者にぶつける人、

 

そして障害を負う前の私自身のように扁平な自信強き人、

 

これらの者たちは誰かの犠牲か慈悲の掌の上で

 

自己中心的に振る舞っているのに気づいていないだけだと思う。

 

 

しかし人間関係や社会は親の心のように甘くはない。

 

自己責任、我が子への責任や社会への責任など

 

己の道は己の力が主体でなくては、何れ不幸に成る

 

コトに、歳を重ねて気づかされてしまう。

 

 

従って当著のターゲットは老若男女問わず、

 

社会的位置も関係なく、誰もが多少問わず有する、

 

「何故か、心が萎えても頑張れるあなたへ」

 

「何故か、かたわらのネコの瞬きで充電されるあなたへ」

 

と設定したら、頑張り自慢でも不幸自慢でもなく

 

構成が見え、書き進めていくのが楽しく成った次第。

 

 

障がい者に関係なく

 

誰にでも読んでほしい内容の本にしたつもりです。

 

真太郎くんには重々解ってもらえ歓喜です。

 

 

幸福も不幸も、苦も楽も、悲観も楽観も

 

表裏でなく同次元で有り、捉え方次第である。

 

その気づきの契機に成れば本望です。

 

そんな気づきの繋がりが拡がれば、

 

もっと優しい世界に成れば…

 

 

 

機会の折りに「ネコと車椅子」を

 

よろしくお願いします。

 

 

千幸さんから、

 

私を褒めてくれた!

 

お返事を頂いた事と、

 

その内容が自分が受け取るだけでは、

 

あまりにもったない文章だったので、

 

許可を得て掲載させて頂きました。

 

千幸さんの語彙力は知性が溢れちゃって、

 

私には読めない漢字があったりします(笑)

 

 

千幸さんは何度か新聞の記事になっているようです。

 

 

千幸さんの生き様が、

 

すでに多くの人を励ましているのだと思います。

 

凄まじいお役目があるお方なのでしょう。

 

 

そんな千幸さんに褒められ元気も出たし、

 

明日からまた仕事を頑張るか・・・

 

 

さて、最後に千幸さんの著書

 

「猫と車椅子」

 

で、私が好きな一節をご紹介致します。

 

第6章

あ・うんのミッション

109ページ

 

目標に向かって、

 

一歩一歩と運んで来たのではない。

 

その一歩一歩が目標なのだし、

 

一歩そのものが価値あるものだ

 

 

千幸さん、ありがとうございました。