わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

おまえが言うかっ

真っ当な背中

 

昨日の記事を書きながら、

 

感じた事がある。

 

 

自分が熱望した世界の芽が出るまで、

 

20年の月日がかかったのだと。

 

 

今やらないと、今すぐ!

 

1時間後なんて待てない!

 

明日なんか待てる訳ない!

 

という強迫神経症の気質を持つ私にとって、

 

20年の年月は永遠に近いものだった。

 

 

王国を夢見たのは、

 

社会で生きる事が苦しかったからだ。

 

その中でも、

 

苦しみを笑いに変えられる仲間にも出会う。

 

だから、理想の世界を夢見たのだ。

 

しかし、当時の私には、

 

経験も、知識も、ネットワークも、

 

心の在り方も、何もかもが未熟だった。

 

社会で働くという事を通し、

 

毎日が苦しく、狭く、重かった。

 

 

しかし、今想うのは、

 

苦しい、大変だと言いながら、

 

私は知らず知らずに、

 

大地にクワを入れて、

 

畑を耕していたのだと。

 

苦しい一振り、

 

重い一振り、

 

狭いという一振り。

 

耕す土には石があったり、

 

泥があったり、

 

夏は暑くて、冬は寒くて、

 

それでも、耕し続けたのだと。

 

 

そんな営みの中で、

 

置かれた場所で咲きなさい

 

という本当の言葉の意味も

 

知らずに使う馬鹿もいた。

 

そんなお前が居なくなったら、

 

汚れた花の影に萎びていく事もないだろう。

 

腐った花が消えたおかげで、

 

太陽の光を浴び、

 

若い芽は力強く育ち、

 

お前よりよっぽどのマシの花を咲かすだろうに。

 

そんな可能性も考えられない知性で、

 

わずかな権力にすがり、

 

自分も変える事も出来ず、

 

チャレンジする事も出来ない。

 

そんな馬鹿にも出会った。

(お前が言うか)

 

 

青い鳥を探し続ける

 

馬鹿にも出会う。

 

いい年を過ぎてなお、

 

本当の自分が納得できる場所を探し続け、

 

全てを環境と人のせいにして、

 

自分を変える事もせず、

 

一年の四季も味わう前に、

 

その場所から逃走する。

 

自分の力は育たず、

 

いつも何かのせいにして、

 

ただ環境を変えまくる。

 

石の上にも三年

 

という

言葉を知らんのか!!

(お前が言うか)

 

そんな奴は、

 

誰からの信頼も得られない。

 

問題は「環境」ではなく、

 

問題は「お前自身

 

とも知らずに。

 

気づかないのは自分だけで、

 

周囲は当然知っていて黙ってる。

 

そんな馬鹿もいた。

 

それでも、

 

土からは、

 

思いがけない仲間との出会いがあったり、

 

別れもあった。

 

 

クワを投げ出す日々があったり、

 

思いがけない天からの恵みも、

 

与えられる事もあった。

 

 

そうやって、

 

私には永劫と感じる程の月日が流れて、

 

ようやく、一つの芽が育ったのだ。

 

 

最初から満たされていたら、

 

何も生み出す事はなかったろう。

 

未来や過去。

 

それは、今の解釈で、

 

全て意味を変えてしまう事も出来る。

 

全ての意味は今にかかっている。

 

しかし、

 

本当は、意味も、価値も、時間も、

 

超えたところに、

 

真実はあるのだ。

(お前が言うか)