わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

己巳の日(つちのとみのひ)

弁才天信仰と俗信 笠間良彦 著

 

今日はつちのとみの日という日です。

(最近知った)

 

巳の日と10干の「己」が重なるのは、

 

60日に1回、1年に6回しか来ないことから、

 

非常に縁起がよく、

 

特に金運が向上する日とされています。

 

私は結構、げんを担ぐタイプです。

 

ですから会社の法人登記日や事業所の開業日は、

 

日にこだわり周囲に迷惑をかけました。

 

せっかくなら、やることやった後は、

 

良い日にスタートを切りたいじゃないですか。

 

吉日日だと、

 

後で振り返った時に思い出深くなるもの。

 

 

己巳の日は弁才天にも非常にゆかりがある日です。

 

いやむしろ、

弁財天だからこそ、

その様な金運向上などの意味合いが生まれました。

 

日本において、弁才天は仏教と神道の習合によって、

 

ヘビ(巳)ともゆかりのある存在になっています。

 

さて、

 

私にもご縁がある弁才天については、

 

調べようとしても、

 

ネット上の薄い内容の概要しか、

 

あまり見つかりません。

 

しかし、

 

弁才天信仰と俗信 新装版 単行本

数多の願いを叶えてくれる弁才天。弁財天、弁天様とも呼ばれるこの仏神が、いつ日本に入ってきたのか。なぜ人の願いを叶えるようになったのか源流であるサラスヴァティー神まで、さかのぼり考察する。笹間良彦の「信仰と俗信」シリーズ第2弾!

著者について

笹間良彦(ささま よしひこ)
1916年、東京に生まれる。文学博士。
日本甲冑武具歴史研究会会長を務め、『図解日本甲冑事典』『甲冑鑑定必携』『江戸幕府役職集成』『足軽の生活』『歓喜天信仰と俗信』『弁才天信仰と俗信』『好色艶語辞典』(以上、雄山閣刊)ほか、著書多数。 緻密な取材、調査からなる文筆とともに、詳細に描かれたイラストは臨場感を伴いながら、写真では再現できない時代を描写することで定評がある。2005年11月逝去。享年89歳。

 

という本が非常に分かりやすく、

 

日本にどの様に入ってきて、

 

日本でどう信仰されていったのかを知る事が出来ました。

 

歴史的背景や関連する知識なども細かく書かれており、

 

大変ありがたい本でした。

 

 

そうです。

 

弁才天はもともと日本古来の神道の神様ではなく、

 

インドのヒンズー教の女神として存在していました。

 

ja.wikipedia.org

 

弁財天の起源であるインドのサラスバティー川は、

 

現在は存在しない河川である様です。

 

日本は古来から水を大変敬い、

 

水神として沢山の神様を祀っています。

 

水神 - Wikipedia

日本神話には、水に関する神として以下のような神が登場する。

海神

  • ワタツミ(綿津見神)
  • スサノオ(建速須佐之男命)
  • オオワタツミ(大綿津見神)
  • スミノエ(住吉神)
  • スミノエノオオミカミ(住吉大神)
  • ユラヒメ(由良比女命)
  • アマツミカボシ(天津甕星) - 『大甕倭文神宮縁起』

 

すごい数。さすが日本。

 

つまり弁才天と日本は、

 

水を通して親和性が非常に高く、

 

日本の神として取り込みやすかったのですね。

 

弁財天は福徳の神様という印象が強いですが、

 

実は戦闘神としての側面も持っていたそうです。

 

いいですねー。

 

私は宗教に興味がなかった当時、

 

インドを旅した際に、聖なる川に身を浸し、

 

翌日高熱を発して死ぬ思いをした体験があります。

 

また夢?の中で声を聞いた天河神社のご祀神は、

 

もちろん弁才天です。

ja.wikipedia.org

 

弁才天は日本の神道の神、

 

イチキシマヒメ - Wikipedia

 

と習合しています。

 

弁才天信仰と俗信 笠間良彦 著

P67 第二章 日本三弁天・五弁天・六弁天

日本で弁才天が祀られたといわれる著名な所をを三カ所挙げると、厳島・江ノ島・竹生島であり、五弁天の場合には、これに金華山と富士山、六弁天というときには、天川が加わる。このうち本当に弁才天として現在まで厚い信仰を受けているのは、神社である天川大弁財天社で、後は、日本古来の神を祀る神社であって、神仏混淆習合の時代に、日本の神が弁才天として信じられていたに過ぎない。しかし、神仏混淆の時代には寺院が神社を管理していたために、習合の証として弁才天像が祀られていることも確かである。

 

弁才天を祀る主要な神社においても、

 

奈良県天川の天河神社は

 

弁才天信仰において、特殊であるのが伺えます。

 

また、天川曼荼羅図に描かれる弁才天は、

 

もはや女神には程遠い、

 

衝撃的なお姿で描かれています。

 

 

私は弁才天という存在との接点については、

 

もはや笑えるのを通り越して、

 

ゾッとする様な感覚になります。

 

先ほども弁才天について調べていたところ、

 

まさかと思って、

 

自分の過去の記録を確認したところ、

 

近くにあったからと偶然寄った神社に、

 

高名な弁才天象があるとは知らず、

 

手を合わせており先程ゾッとしました。

 

最近なんか、うまく言葉にできませんが、

 

いろいろ感じる事が増えています。

 

ちなみに、

 

アマゾンで購入したこの弁才天の本は、

 

アマゾンの手違いで、

 

2冊自宅に届きました。

(値段は1冊分の料金で対応された)

 

2冊届いちゃう事もある

こうゆう事はまだかわいい方です。

 

 

まあ、何はともあれ、

 

今日は己巳の日という事で、

 

法人の通帳入れを新調しました。

 

金運UPの日です。

 

さあ、残り少ない日曜日。

 

良い時間をお過ごしください。

 

もう私はゴロゴロします。