わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

いきる

今年は暑すぎる

 

仕事から帰ってくると、

坊主は壁にもたれかかり、

神妙な顔をしていた。

 

夕方でも蒸し暑く、

外からは蝉の鳴き声が聞こえた。

 

坊主

「おとうさん、

 生きるって意味ないよね」

 

お、ついに来たか。

ここは大事な時だな。

 

わたし

「なんでそう思うんだ?」

 

坊主

「だって、どんな事をやっても、

 どんなに頑張っても、

 全部死んだら無になるもん。

 勉強だってそう」

 

その通り!!

 

と思ったが、

それを伝えて若くから虚無主義になっても、

つまらない事だ。

そもそも、

その「無」とはなんなのか?

その「意味」とは、どれほどのモノなのか?

という事を定義する必要があるが、

それは難しかろう。

 

宿題して、

めんどくさくなった故の結論としても、

その問いにありきたりの答えを伝えてもいかんな

と思い、

 

わたし

「本当に死んだら無になるのか、

 生きてる人間には、

 本当は誰もが分からないよ」

 

とだけ答えた、

坊主はふーんとつまらなそうな顔をしていた。

 

 

長女はこのような哲学的な問いを、

幼稚園から自然に考えていたそうだ。

 

こども園の昼過ぎ。

長女が座布団の上に座っていると、

生まれて、生きて、死んで、

また生まれるという繰り返しが、

あまりに無限で、

頭がおかしくなりそうによくなったらしい。

そして、その無限のループから外れる事が出来たとして、

またそこには無限が拡がっている事に気づいていたらしい。

この事を考えてしまうと、

しばらく、この事について考えられなくなる状態になったとの事。

 

長女は時々こんな事を言っていた。

悲しい事や辛い事がある時、

「きっと、そういうのも

 知りたかったんだよ。

 なくしたら意味がなくなる

 のじゃない?」

 

私はチビながらすごい奴だなと思っていた。

不思議なのは、生まれて死んで生まれて

という輪廻を感じていた事と、

そこからの解放の方法があるという事を知っている事。

ブッダはそこからの解放の道を説いてるぞ

私は言ったが、長女には興味はなさそうだった。

 

後日、坊主と食事をしながら、

 

わたし

「お前はゲームを

 どうしてやるんだ?

 あれをやっても

 何も残らないだろ?」

 

坊主

「楽しいから!」

 

わたし

「よく怒ってるじゃん、

 負けたり、

 うまくいかなくて」

 

坊主

「それでも楽しいから」

 

わたし

「じゃあ、

 生きるって事も

 それに似てないか?」

 

坊主

「ほんとだ!」

 

わたし

「マインクラフトで、

 どうせ意味ないからと、

 何もせずに過ごす奴はいない。

 ゲームが始まったからには、

 どうせ、意味ないとしても、

 冒険したり、

 家を作ったりして、

 楽しんでいくだろ?

 それは意味がないことか?」

 

坊主

「楽しんだほうがいい!」

と、坊主はすっきりした様に笑った。

 

私たちは食事を再び始めた。

 

まあ、

私も分からないんだけどね。

 

外の風は秋を少し含んだ匂いがした。

 

坊主の宿題を見ると、

読んだ本の感想を求められていた。

 

題名

『刃牙道』

めっちゃすごいまさに漫画の世界

何巻もあるシリーズ大量

めっちゃ面白いから

読んで欲しい

 

読書感想文で、刃牙の漫画で済ませるとは、

マジで俺より適当なんじゃないか、、、

しかも、その薄すぎる内容。

恐るべし

 

 

「あなたへ」

 

8月に入りました。

今年は雨も降らずに、暑い日々が続きました。

畑も水やりが追いつかず、

夏野菜も枯れてしまいましたが、

充分、収穫させてもらいました。

メロンも無事収穫。

収穫したメロン

うむ、ウリの味

7月の後半には、

出勤前に浄化槽の蓋を踏み破り、

左足が地獄の中へ落ちました。

数日前から、

「落ちる」というメッセージというか、

そういった「なにか」を受け取ってましたが、

まさか、こんな風に落ちるとは想像出来ませんでした。

こういうのは2回目です。

 

本当に落ちた

 

今年はよく汗をかき、

数年ぶりに肌の調子が良い。

 

縁というものは時期があるのだなと思います。

どんなに近くで日常を過ごしていても、

その情報を得ていたとしても、

縁が結ばれない時は結ばれません。

ようやく結ばれたご縁

さいこう

さて、今年は猛暑。

クーラ無しでは事業所の運営もままなりません。

事業所のクーラーは28年間使用されていたもので、

時々停まる!!

修理を頼んでも、

古すぎて無理です。

よく動いてますね!

と感心される始末。

 

事業所用のクーラーは新規で購入すれば、

100万近く逝っちゃいます。

 

 

すでにクーラは限界を迎えている事を知りつつも、

何度も蘇ってくれるので、

朝は神棚で

「今日もどうか頑張ってください」

とお祈りしてから朝を始めたものでした。

 

しかし、停まる回数が増え、

業務に支障も出始めて、

流石にもう死なせてやらないとな

(クーラーの事です)

と決断し、

業者と打ち合わせをしました。

が、この時期はやはり工事が立て込んでおり、

設置にも相応の時間がかかってしまうという事でした。

早くてお盆すぎ・・

 

どうせ時間があるならと、

省エネの補助金というものを見つけ、

その申請に取り掛かりました。

本当によく頑張ってくれた

幸いとても信用のおける業者で、

金額もかなりお値打ちにやって頂き、

しかも急なキャンセルが出来、

あれよ、あれよと、

8月1日に設置する事が出来ました。

スイッチオンの儀式は、

施設長にやって頂きました。

感動

 

その業者さんから、

こんなに申請も工事も最短で

スムーズに進んだ例は初めてです!

社長さんもってますねー!

と褒めて頂きました。

まことにありがたい。

 

うちの事業所は、当初、

水道の水も停まる!

(のちに直す)

クーラーも停まる!

(ようやく買い替えれた)

 

しかし、修理する資金ももない!

という状態から始めたので、

 

水が普通に出る事も、

エアコンが普通に使える事も、

我々は感動を覚えます。

 

さて、

長女は部活に入部して、

真っ黒になりながらも、

充実した夏休みを送っている様です。

 

さて、おじさんは・・・

鏡を見ると真っ暗。

何人だ?と我ながら思います。

 

よい1日をお過ごしください。