わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

R4年度坊主ダイジェスト②

おじさんは、もっともっと大変だったくせに・・

 

 

先生

「現場を見ていた

 複数の生徒から

 状況を確認しますと、

 やはり坊主君が

 言っていた事は

 正しかったです。

 こちらも確認せず

 申し訳ありませんでした。

 〇〇君に

 この事を確認すると、

 バツが悪くなった様で、

 メガネの件は

 もういいとの事でした。」

 

おじさん

やるじゃないか!

ちゃんと人を

守ったのか!

えらいぞ!

 

 

3回目 イワシの骨事件

節分とイワシのホネ - わたしからあなたへ

 

 

とまあ、色々あったわ・・・

 

ちゃんと理由を聞かないとダメだな・・・

 

俺はダメだな・・・

 

 

そして、

授業参観

 

坊主は発表のリーダーをやっていた。

 

みんなは、名札をつけていたが、

 

坊主だけは名札をつけていなかった。

 

そして、帰りには何故か坊主一人だけ、

 

大きめの座布団(自宅用)

 

を抱えている。

 

なんであいつだけ、

家の座布団を

学校に持ってきてんだ?

 

 

帰ってから、

坊主に謎の行動を確認する。

 

坊主

「そうなんだよ。

 本当は来週に演劇が

 体育館であるから、

 座布団は、

 その時に必要なのに、

 早く持ってきすぎちゃった」

 

「恥ずかしかったよ

 一人だけ持ってて。

 しかも、

 なんでガチ

 座布団持って行ってんの?

 普通、

 もう少し小さい奴だよ。

 しかも、朝、

 雨が降ってるから

 坊主君に、

 『傘ささないの?』

 って聞くと

 真剣な顔で

 『僕は座布団のために

  傘はいらない!」

 って言って走っていったの。

 

 それで学校で

 坊主君と会った時、

 『お姉ちゃん、

  これ(巨大座布団)

  月曜日だった・・・』って

  言ってたんだよ」

 

おじさん

「・・・・・・はぁ、

 月曜日は、

 この小さい座布団持ってけ。

 あ、そうだ、

 お前だけ

 名札つけてなかったぞ」

 

坊主

「つけてるよ!

 ちゃんとホラ!!」

 

と言って、

 

着用しているパーカーのジッパーを開くと、

 

Tシャツに名札をつけていた・・・

 

おじさん

「名札って、

 一応、

 見えるとこにつけないと、

 名札の意味ないぞ・・・」

 

 

そして、今年度最後の個別懇談。

 

お姉ちゃんは、ほとんど問題がなく、

 

学校のトイレをピカピカにしているそうで、

 

先生から感謝されていた。

 

面談はわずかな時間で終えた。

 

そして、

メインイベント

坊主

 

先生はまだお若いが、一生懸命やってくださる。

 

おじさんも対人援助の仕事で、

 

集団活動でのトラブルの大変さはよく分かる。

 

そして

家族面談も非常に気を遣う事も知っている。

 

先生

「まずはお父さんから、

 何かあればお話しください」

 

おじさん

「坊主は、

 今年度が初めてと

 言っていいくらい、

 

 仲の良い友人も出来、

 ようやく学校も楽しそうに

 通える事が出来ました。

 感謝しております。」

 

先生

「本当に私もそれが

 嬉しい事です」

 

そして、本題!

 

先生

「まずはいくつか

 お話ししなければなりません」

 

おじさん

ドキッ!

 

先生

「勉強の方は〇〇◯で、

 〇〇なんです」

 

テストの一覧を見せてもらう。

 

明らかにテストは

周囲の半分以下の点数が多い。

 

①提出物を出さない

 親にも先生にも

 

②授業中、

 先生が通るとノートを隠す

 

③女子から

 坊主の苦情が多い

 

④しっかりと謝罪が

 出来ず誤魔化す

 

おじさん

ピクピクッ

 

あのやろー

 

『先生、

 あいつだけ、

 ぶん殴ってくれませんかね?』

 

先生

『それは出来ませんよ!!』

 

と、いろいろあった。

 

先生

『いろいろありますが、

  とにかく学校が

 楽しくなってくれて、

  本当に良かったですよ。』

 

先生とおじさんは、

 

坊主に対する今後の対策を考えた。

 

帰る前に、

 

先生

これを持って帰って

 頂けますか?』

 

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おじさん

『?

 坊主が持ち帰り忘れた

 ゴミですか?』

 

先生

『違います、

 作品ですよ!』

 

え!!

 

作品!

 

失礼しました。

 

 

ふー、

 

やれやれ。

 

お姉ちゃんと.

 

どんだけ違うんだ。

 

 

そして、

 

疲労感高めに、

 

仕事に復帰した。

 

 

 

その日の夜

 

坊主を呼び出し、

 

先生に伝えられた件と、

 

今後の方針を伝えた。

 

坊主は、

バツの悪そうな顔をしていた。

 

最後に坊主に、

 

あのゴ○と

勘違いしてしまった作品について、

 

質問した。

 

おじさん

『あれは、

 何%本気出したんだ?』

 

坊主

『100、いや、

 100を、

 超えてるよ』

 

すまんかった!

 

高尚過ぎて、

 

おじさんには、

 

わからんかったわ。

 

作品の題名を確認すると、

書き殴った字で

 

作品名

『パッパパパッパーン』

 

と、

 

坊主の脳内を見事に表現した、

 

題名が記されていた。

 

おわり