わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

好きなモノシリーズ(1)

「香炉」by四季の香炉 トルコ青 私は20代の頃は「モノ」に対して、 ほとんど無頓着でありました。 未だに装飾華美なモノやブランドに対してあまり興味はありませんが、 30歳を過ぎると、 「用の美、機能美」を兼ね揃えた、 「モノ」に出会うと心が喜ぶよう…

臨済録⑨

「臨済義玄」by曾我蛇足 臨済の目が開き、 大愚和尚のもとを離れ、 師の黄檗にもとに戻ります。 目覚めた後の臨済と黄檗の関わりも、 大変面白いエピソードに満ちています。 またいつかご紹介をします。 さて、 今日は目覚めた後の臨済の言葉をご紹介しま…

月曜日問題

「月曜日の変わらぬ いせ君」byS 週初めの朝。 目が覚めての第一感、 身体おも・・・。 すでに行く気力が、相当弱々しい。 振り返ればお盆休みは、僅か一日。 それでも、先週は多少早く帰れて、 ささやかな夏休み気分だった。 今週からは我が街も本格化的…

そんな1日

「好きな場所2」byS 芝生に寝転んで、空を眺めました。 通りゆく風が心地いい。 大地に背中を預けると、 そう、確かに地球に支えられている気がする。 蝉の声や、鳥の声。 太陽の日差し。 夏の雲。 制限にまみれた人の営み。 言葉もうるさい。 やらなくち…

すわる

「好きな場所」byS 夏もお盆が過ぎ、 早々と折り返しました。 水の流れのような蝉の声の音と、 カーテン越しから差し込む陽の光で目が覚めました。 今日は久しぶりに座ろうと思い、 半分寝ぼけたまま、座布の上に座りました。 座るとは、坐禅や瞑想の事で…

臨済録⑧

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 師が暇乞い行くと、黄檗は言った、 「そなたはよそへ行くことはならぬ、 高安灘頭の大愚のところへ行くがよい。 きっとそなたに説いてくれるだろう。」 師は大愚の所へ行った…

臨済録⑦

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 師が暇乞い行くと、黄檗は言った、 「そなたはよそへ行くことはならぬ、 高安灘頭の大愚のところへ行くがよい。 きっとそなたに説いてくれるだろう。」 師は大愚の所へ行った…

臨済録⑥

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 首座「そうか。出かける前に必ず和尚に暇乞いをして行きなさい。」 師が礼拝して退くと、首座は一足先に黄檗のところに行って告げた、 「先ほど参問に来た若者はなかなかまと…

臨済録⑤

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 そこで師は行って、問うた。 だが、まだその声も終わらぬうちに、黄檗は棒で打った。 師が戻ってくると、首座は、問うた「問答はどんな具合だったか。」 師「私の質問の終わる…

命はどうして続くの?(1)

「子供」byGAHAG ここ最近、 うちの子供達が「命」についての好奇心が高まっていました。 小学校3年、1年、年長さんのチビ達です。 男、女と性が異なる兄弟達がいます。 あまり積極的に記事にしたいと思いませんが、 大切な事だと思いますので、 これ…