わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

雨と蛍

『令和2年の蛍』by s 雨が降りはじめた。 今日も次の日も。 そろそろ、あの季節。 『こんにちはホタルが少し飛ぶようになりました』 と、連絡を頂いた。 蛍で毎年お世話になってるOさんからだ。 ああ、そうかと、 俺は少し物思いにふけった。 今年で何回目だ…

変われるさ

「変わらない太陽」byS 「変わりたい」 そう想えるなら変われるさ。 どんな「わたし」にも、 あなたは成れるよ。 何故って、 「わたし」なんて、 ただの空間だから。 探しても探しても、 見つかりゃしない。 変わってゆくんだ。 変わらずにはいられない。 …

会いたくなる。

『1800年』by s 大きい。 とてつもなく。 1800年。 まだまだご健在。 なんだろな、この存在感。 圧倒的。 人生80年生きるとして、 約22回分の人生か。 そんなに生きるって、 どんな気分だろか。 淋しくならないのかな。 暇じゃないのかな。 人間って、やっぱ…

ぼくの勇気は8月に③完

「もっとココにつれてこい」byS 坊主は真剣な眼差しで、 『8月になったら、 僕は勇気がきっと出るんだ。』 「8月になったらね、 パワーストラップがもらえるの。 そこには七つの力があって、 ゆうきのちからも入ってるんだ。 だからそのゆうきで、友達も…

ぼくの勇気は8月に②

「ここはよいぞ」byS 私は坊主に、 「坊主くん、友達をどうしたら作れるか教室やってみるか?」 と問いかけると、 「うん、やる」 という力強い返事だった。 奴は本気だ・・・。 オシ、応えてやろうじゃないか。 部屋には日中の暑さが残っていた。 窓を開…

ぼくの勇気は8月に①

「もっとここにいたい」byS 「8月になったら、ぼく、ゆうきが出るとおもうんだ」 と照れ臭そうに、恥ずかしそうに坊主が言った。 私は何故だろうと考えた。 学校の再開。 新しい環境。 その始まりを楽しめる長女と次女。 学校に行く初日、坊主は私のふく…

「三度目の桜」 by s うっすらとピンクに染まる桜は、 青い空とのコントラストのせいでしょうか? 花びらは水の様な透明感を感じさせます。 桜の花びら一つでさえこんなにも美しいのに、 そんなにたわわに花をつけて、 風に揺れる、桜の花びら。 桜を見る…

あの時。それは今日の事。

決めるって、難しい。 選ぶって、難しい。 決めた事を行動に移すって、もっと難しい。 全然、選べず、揺れ続けた日々。 ずっと葛藤してた日々。 自分の心の声なんて、よく分からなかった。 今は崖から飛んだだけ。 落ちて骨折では済まないかもな。 10年後、…

節を分けて、立春へ

一生に一度の本厄。 それにふさわしい状況。 しかし、 災いなんかではないと感じてる。 これは再誕だ。 役年。 躍年。 去年の始まりを思い出す。 それは想像を越えてるじゃないか。 どんなに過酷に想えても、 本当は護られ、 与えられっぱなし。 優しさをあ…

人間到る処青山あり

「新しい希望」byS 悔いはない。 そうなるべくして、 それはそうなった。 心から感謝を。 結局、 感謝が溢れるだけ。 人間到る処青山あり 世の中のどこで死んでも、骨を埋める場所ぐらいはある。故郷だけが墳墓の地ではないのだから、大望を達するために…