わたしからあなたへ

人生は不思議な事で満ちています。運命の出会いと別れを経て2017年11月20日に「ブログかけ!」というお言葉を頂きました。その不思議な物語の第一章を書き終えましたが、不思議な流れは更に力強さを増して、ようやくわたしは真を生きる事を決心しました。わたしもあなたも生きる事を味わい尽くし、善き旅路の果てで出逢いましょう。

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

さよなら8月

『初めての世界』by s 8月が終わります。 もう夕方は秋の気配のが濃い。 少し冷たいくらいの風が吹き、 リーン、リーンと虫の音が聞こえます。 毎日の日常は淡々と繰り返すように、 感じていますが、 あらゆる事がほんの小さな接点で、 支え合って明日を繋い…

あべこべ

「カイ・ニールセン」byGAHAG あべ‐こべ [名・形動]位置・順序・方向などが通常の状態とは反対であること。また、そのさま。さかさま。逆。「あべこべな(の)意見」「手順があべこべだ」 誰が分かると言うのだ? その表現の真意を。 分からねーん…

いのちの仕事

お疲れ様。 頑張ったな。 心を壊す事などない。 あなたは本当は強く生きれるんだ。 道はいくらでも広がっていて、 どれも自由に選べるんだから。 ああ、 これは全部自分に言ってる事だ。 何故人は正しさを欲するのだろうね。 正しい歩み方があるのであれば、…

敗北の戦局(6)悪意は深く潜るだけ

悪意は深く潜るだけ 「新しい希望」byS 敗北の戦局(1) - わたしからあなたへ 敗北の戦局(2)春を分ける日 - わたしからあなたへ 敗北の戦局(3)変化の始まり - わたしからあなたへ 敗北の戦局(4)五分五分へ - わたしからあなたへ 敗北の戦局(5)新…

ぼくはいく

『これだけでいい』by s 昨日、あまりにもうちの坊主が「甥っ子」と一緒に居たがるので、 私 「じゃあ、姪っ子がウチに、坊主は甥っ子の家で暮らすか?」 と冗談半分で伝えました。 私 「その代わり小学校も変わらなくちゃいけないよ。」 と伝えましたが、 …

夏の異邦人

晴れ。 朝方はもう涼しいくらい。 秋の風が確実に吹いています。 今日が甥っ子、姪っ子達と、 唯一丸一日遊べる日。 水着や、ライフジャケット、魚の仕掛け、 などを準備して恒例の川に向かいました。 平日のため人はとても少なく、 いい気分。 九時過ぎには…

令和の夏

『親父の定番』by s 今日から、2日間。 父と姉の子供達が我が家に遊びに来ました。 昨日は迎え入れる準備のため、 丸1日部屋の片づけをしました。 チビ達もポイント目当てに掃除を頑張りました。 ポイントとは、いせ君(犬)を飼うために必要なポイント。 10…

やさしい手で

「知らなかったレインボー」by S 子供という存在は優しいなと思います。 人間としての自然に持っている優しさ。 物事を受け入れる器。 私は到底かなわないと実感します。 意地悪だったり、 喧嘩したり、 ズルしたり。 そんな事は日常にある。 でも、それと…

ひかり

「ひかり」by M 分からないよ。 その選択が正しかったかどうかなんて。 分からないさ。 俺達に未来は分からないもの。 どの選択も悔いは生まれるだろう。 悔やむのはいつだって「今」。 自分に覚悟があるかどうかなんて、 その場立ってみてしか、本当は分…

好きなモノシリーズ(2)

「必須」byオーダーメイド枕 まくら。 この枕。 好きと言うか必須です。 私は数か月周期で、 首(頸椎)がぎっくり腰の様な状態に陥り、 首を支えられなくなります。 原因を探るために病院の検査なども受けましたが、 骨の状態は悪いものではありませんで…

好きなモノシリーズ(1)

「香炉」by四季の香炉 トルコ青 私は20代の頃は「モノ」に対して、 ほとんど無頓着でありました。 未だに装飾華美なモノやブランドに対してあまり興味はありませんが、 30歳を過ぎると、 「用の美、機能美」を兼ね揃えた、 「モノ」に出会うと心が喜ぶよう…

臨済録⑨

「臨済義玄」by曾我蛇足 臨済の目が開き、 大愚和尚のもとを離れ、 師の黄檗にもとに戻ります。 目覚めた後の臨済と黄檗の関わりも、 大変面白いエピソードに満ちています。 またいつかご紹介をします。 さて、 今日は目覚めた後の臨済の言葉をご紹介しま…

月曜日問題

「月曜日の変わらぬ いせ君」byS 週初めの朝。 目が覚めての第一感、 身体おも・・・。 すでに行く気力が、相当弱々しい。 振り返ればお盆休みは、僅か一日。 それでも、先週は多少早く帰れて、 ささやかな夏休み気分だった。 今週からは我が街も本格化的…

そんな1日

「好きな場所2」byS 芝生に寝転んで、空を眺めました。 通りゆく風が心地いい。 大地に背中を預けると、 そう、確かに地球に支えられている気がする。 蝉の声や、鳥の声。 太陽の日差し。 夏の雲。 制限にまみれた人の営み。 言葉もうるさい。 やらなくち…

すわる

「好きな場所」byS 夏もお盆が過ぎ、 早々と折り返しました。 水の流れのような蝉の声の音と、 カーテン越しから差し込む陽の光で目が覚めました。 今日は久しぶりに座ろうと思い、 半分寝ぼけたまま、座布の上に座りました。 座るとは、坐禅や瞑想の事で…

臨済録⑧

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 師が暇乞い行くと、黄檗は言った、 「そなたはよそへ行くことはならぬ、 高安灘頭の大愚のところへ行くがよい。 きっとそなたに説いてくれるだろう。」 師は大愚の所へ行った…

臨済録⑦

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 師が暇乞い行くと、黄檗は言った、 「そなたはよそへ行くことはならぬ、 高安灘頭の大愚のところへ行くがよい。 きっとそなたに説いてくれるだろう。」 師は大愚の所へ行った…

臨済録⑥

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 首座「そうか。出かける前に必ず和尚に暇乞いをして行きなさい。」 師が礼拝して退くと、首座は一足先に黄檗のところに行って告げた、 「先ほど参問に来た若者はなかなかまと…

臨済録⑤

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 そこで師は行って、問うた。 だが、まだその声も終わらぬうちに、黄檗は棒で打った。 師が戻ってくると、首座は、問うた「問答はどんな具合だったか。」 師「私の質問の終わる…

命はどうして続くの?(1)

「子供」byGAHAG ここ最近、 うちの子供達が「命」についての好奇心が高まっていました。 小学校3年、1年、年長さんのチビ達です。 男、女と性が異なる兄弟達がいます。 あまり積極的に記事にしたいと思いませんが、 大切な事だと思いますので、 これ…

明朝には喜びの叫びがある

旧約聖書 詩篇 30篇 まことに御怒りは束の間 いのちは恩寵のうちにある。 夕暮れには涙が宿っても 朝明けには喜びの叫びがある。 私は平安のうちに言った。 「私は決して揺るがされない」と。 私は、 強い訳ではないのです。 誰よりも弱いのです。 あらゆる…

臨済録④

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 そこで師は行って、問うた。 だが、まだその声も終わらぬうちに、黄檗は棒で打った。 師が戻ってくると、首座は、問うた「問答はどんな具合だったか。」 師「私の質問の終わる…

臨済録③

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 現代語訳 師は初め黄檗の門下であったが、 その修行態度はひたむきな純粋さであった。 これを見た首座は 「この人はまだ歳若いが、他の者とは違ったところがある」 と感嘆して、ある時…

臨済録②

「臨済義玄」by曾我蛇足 入矢義孝訳注 岩波文庫 臨済録 行録より引用 師、初め黄檗の会下に在って行業純一 なり。首座乃ち歎じて いわく、是れ後生なりと雖も、衆と異なること有り。 遂に問う、上座此に在ること多 少の時ぞ。師云く、三年。首座云く、曽っ…

臨済録①

「臨済義玄」by曾我蛇足 禅の師匠である向令孝和尚は、 臨済宗 方広寺派 祥光寺のご住職です。 臨済宗の祖である臨済については、 臨済録という本にまとめられています。 臨済(りんざい)とは ? [生]?[没]咸通7(866)中国,唐の禅僧。曹州南華の人。名は義…

良しとするのも難しい

『疲れ気味のいせさん』bys 社会生活を送りながら、 禅的態度で、 「今」を生きる事が難しいっす。 呼吸に焦点を充て、 周囲の音に耳を澄ます。 するとすぐに、 何かの案件で周囲から声がかかる。 「ちょっと、いいですか?」 「なになに」 と反射的に対応。…

悲しみの出口

「聖母の死」by GAHAG 毎日いろんな事が起きます。 悲しい事や悔しい事。 グッと歯を食いしばって我慢した事。 それは、子供も大人も同じ。 その悲しみや悔しさは、 エネルギーとして胸の中に確かに入っていきます。 その悲しみや悔しさが生き生きと…

夏の思い出

「カブトムシ」byS 週末の早朝5時過ぎ 「おとうさん、起きて!約束だよ」 と叩き起こされました。 昨日まで仕事だったので身体は重く、 うへー ゆっくり寝てたい・・・ と思いましたが、 たしかに約束してたなあ・・・ という事で起きて準備を開始しまし…

時節

「真夏のそら」by S 朝が来て、夜が来るように。 春が来て、夏が来るように。 生まれて、老いてゆくように。 取り入れて、排泄するように。 活動をして、休息するように。 傷ついて、喜ぶように。 上流から下流に川が流れるように。 別れがあって、出会い…

人を動かす事の出来る人(4)

「線香花火」byS sintamsc.hatenablog.com 仕事をしていて面白いことは、 人は理屈で動く訳ではないという事です。 人は結局は感情で動くのです。 どんなに筋が通った理屈でも、 否定的な感情で対象者を見ていれば、 「一体どこから持ってきたのだ?」 と…